大根おろしの5つの食感と厳選おろし金・究極わさびおろし

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8月2日放送の「マツコの知らない世界 ~おろし金の世界~」を見ました。

おろし金は日本発祥で数は500種類以上あるといわれています。

案内人は120種類以上のおろし金を使い分ける飯田結太さんです。

おろし金のことをいつも考えている自称「おろしニスト」の彼は合羽橋で大正から続く老舗料理道具屋「飯田屋」の6代目です。

寿司屋の大将がお店に来て「口の中で溶けるような食感になるのは、どのおろし金?」と聞かれ、わからなかった飯田さん。

そこからいろいろおろし金を試してみたところ食感が変わることがわかりハマっていったそうです。

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美味しくおろすための正しい姿勢

おろす時に力を入れて前のめりになってしまう人がいますが、そうすると力がかかり過ぎて食材の表面が潰れてしまいます。

おろし器から体を少し離しておろすと潰れずに美味しくなります。

大根おろしの5つの食感

飯田さんいわくおろし金には5つの食感があるそうです。

  • ふわふわ
  • ふわシャキ
  • シャキふわ
  • シャキシャキ
  • ジャキジャキ

ちなみにお店で一番出てくるのは「シャキふわ」だそうです。

この5つのタイプの食感別に飯田さん厳選のおろし金を紹介します。

おろしま専科

おろし金の中でもプロ用に近い商品です。

食感は「シャキシャキ」で大根の香りがガツンと出せます。

刃がV字にクロスしているのがポイントです。

刃と大根の接地面が増え、大根を細かく削り取りシャキシャキの食感が出せます。

「確かにいつもよりシャキシャキしてる。いつもより大根感を感じるわ」とマツコさん。

辛みが強め、甘みがほんのりで焼き魚に合います。

ご飯にかけて食べるのもおすすめです。

スーパーおろし器

ホームセンターなどで売っている市販のおろし金は「シャキふわ」が一般的です。

刃がアーチ状になっていて余分な水分を抜いてくれます。

刃を斜めに傾けることができるのでおろしやすいです。

「あ~違うねぇ。大根はそんなに前に出てこない」とマツコさん。

辛みがありつつ口の中でとろける食感です。

ののじ大根スリスリ 

刃が本体と平行になっていて大根を繊維のままおろせます。

水っぽくなるので水分を絞ったほうが食べやすいです。

「あ~コレだわ、いつも食べてるの」とマツコさん。

食感は「ふわシャキ」で一番ベーシックな味わいです。

口どけが良く大根の辛みと甘みが一度に楽しめます。

楽楽オロシてみま専科 

飯田さんは「おろし金界のベンツ」と呼んでいるそうです。

職人さんが一本ずつ手で刃の目を立てています。

「めっちゃくちゃおろしやすい。これいいなぁ」とマツコさん。

持ち手で固定でき、刃がランダムについているのでおろすスピードが速いです。

「ふわふわなんだけど、そんなに細かくなり過ぎてない気がする。あ~美味しいね」とマツコさん。

食感は「ふわふわ」で大根の甘みが一番強く出ます。

鬼おろし(大) 

一番刃が荒いタイプのおろし金です。

マツコさんもかなり力を入れておろしていました。

サラダに入れてドレッシングで食べるのがおすすめです。

焼き魚に合わせると大根が勝ってしまいます。

「これはもうね、おろしてないわね。削ってるね」とマツコさん。

食感は「ジャキジャキ」で大根の辛みと抜群の食感が楽しめます。

鮫皮おろし(小)

コロザメの皮を使っているわさびおろしです。

わさびは細かくおろすほど香りが出やすいです。

「うわ~すごい!クリーミーになるよね」とマツコさん。

泡立ったような上品なクリーム状に仕上がります。

先に香りが来てから辛みを感じるので、あまりツーンとしません。

おろし金がこんなに奥の深いものだとは思いませんでした。

買う時の参考にしてみてくださいね。

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