映画「コクリコ坂から」ネタバレあり 登場人物・あらすじ・感想

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8月12日に放送されていた「コクリコ坂から」(2011年公開)を見ました。

「なかよし」で連載されていた少女マンガをもとにしたジブリ映画です。

東京オリンピック間近の横浜をモデルにした高校生の青春物語です。

ちなみにコクリコとはフランス語で「ひなげし」という意味なのだそう。

一部ネタバレありですが登場人物やあらすじをまとめてみました。

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主な登場人物

松崎海(長澤まさみさん)

真面目でしっかり者の高2女子。

仕事で海外に出かける母親に代わって下宿「コクリコ荘」で毎日家事に追われている。

フランス語で海のことを「ラ・メール」ということから「メル」と呼ばれている。

松崎空(白石晴香さん)

同じ高校に通う海の妹。

好奇心旺盛でミーハーな女子高生らしい性格。

松崎良子(風吹ジュンさん)

大学教授で渡米している海の母。

いつも家を空けている。

松崎花(竹下景子さん)

「コクリコ荘」のオーナーでもある海の祖母。

離れに住み、和服で過ごしている。

風間俊(岡田准一さん)

高3のイケメン新聞部長。

学内では目立つ存在で後輩たちから人気がある。

水沼史郎(風間俊介さん)

俊の親友で生徒会長のメガネ男子。

頭が良く責任感が強い。

徳丸理事長(香川照之さん)

港南学園の理事長。

豪快な性格で話がわかる大人。

沢村雄一郎

行方不明になった海の父。

風間 明雄(大森南朋さん)

船長をしている俊の父。

小野寺 善雄(内藤剛志さん)

船長をしている海の父の親友。

あらすじ 

高校生の海は下宿「コクリコ荘」で食事の支度や買い物などで毎日大忙し。

行方不明になった船乗りの父を想い、庭に旗を揚げるのが日課になっていた。

ある日友人に教えられ校内新聞を見ると「旗をあげる少女」という自分のことと思われる詩が載っていて海はドキドキする。

海の通う「港南学園」では部室棟「カルチェラタン」の取り壊しが問題になり反対運動が起こっていた。

校内新聞を見て俊のファンになった妹の空に連れられ、海は仕方なく「カルチェラタン」を訪れる。

そこは男子ばかりのゴミ屋敷。

この日をきっかけに海と俊は仲良くなり次第に好意を持ち始める。

海は取り壊し反対派の俊を助けようとカルチェラタンの大掃除を提案する。

そして学園では女子生徒も参加する一大掃除プロジェクトが始まった。

感想

昔の学生さんは反対運動などで言い争ったりしていて、今の学生さんより活発で元気があったのかなと思いました。

俊くんや水沼くんは一本筋の通った男子でカッコよかったです。

今どきのジェンダーレス男子にはない男らしさがあります。

アラフォーの私たちの世代より上の60~70代くらいの世代の人たちのほうが青春時代を思い出すことができて楽しめるのではないでしょうか。

前半は昔の時代背景になかなか入り込むことができなくて苦労しました。

後半からいろんな事件も起こり盛り上がってきたので楽しむことができたと思います。

そして主人公のメルこと海が良い子すぎます。

毎日の家事もこなしながら俊のお手伝いもする女性の鏡のようですね。

男性が求める女性像はこんな感じなのだろうと思いながら見ていました。

海と俊のさわやかな恋愛にキュンキュンします。

テーマが「上を向いて歩こう」ということで挿入歌に坂本九さんの「上を向いて歩こう」が流れたりと音楽が素敵です。

クラスメイトの悠子役で手嶌葵さんが声優をされているのですが透き通った歌声に心が洗われました。

毎日を丁寧に生きることの大切さを学んだ気がしました。

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