「わたしのウチには、なんにもない。3 モノとの上手なつき合いかた」ゆるりまい

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今回は捨て変態ことゆるりまいさんの「わたしのウチには、なんにもない。3」を読みました。

第3弾は「モノとの上手なつき合いかた」についてです。

物欲とどうつき合っていくか、お気に入りの物のお手入れ方法などまいさんが取り組んでいることを紹介します。

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妄想力のススメ

妄想ショッピング

まいさんの趣味です。

一般的には欲しい物を想像で買って満足することですが、まいさんの妄想ショッピングは「自分のクローゼットの中でもう一度買い物を楽しむこと」を意味します。

クローゼットをお店に見立てて、もう一度欲しい物をピックアップしていくと最後にあまり大事ではない物が残ります。

何度か繰り返して最後まで残ってしまった物は最終的に処分します。

本当はいらない物や優先順位が低い物がわかるので新たな捨ての見極めになります。

一人旅で何を持っていくか

「家から突然出ていかなければいけなくなったら何を持っていくか?」という想像もよくするそうです。

トランク一つで旅に出ると妄想し物を厳選します。

まいさんはバッグと靴を選ぶのが大変なのだそうです。

眺める時間

モノのお手入れ

まいさんの趣味その2です。

バッグと靴のお手入れが好きで布で磨いたり汚れを落としてたまに防水スプレーをしています。

日々のお手入れのおかげでいらなくなったバッグも高く売れたそうです。

他にも気をつけていることを紹介します。

  • クローゼットにこまめに風を通す
  • 型崩れしないように詰め物をする(インクがつくので新聞紙はNG)
  • 角の汚れを取る
  • ローテーションを組んでまんべんなく使う
  • 帰宅後にバッグの中身を出して中のゴミを捨てる
  • 表面をから拭きする(金属部分を念入りに)

お手入れをすると新たに好きな部分を発見できたり、汚れや壊れている部分を早めに見つけて修理することも可能です。

物と向き合うことで毎日の暮らしが楽しくなるなんて素敵ですね。

眺めて楽しむ

バッグや靴、服、雑貨、日用品などをじーっと眺めて愛でます。

まいさんにとっては骨董品、盆栽、フィギュアなどと同じ感覚です。

財布や手帳などの小物も好きで鑑賞しながら磨いているそうです。

最初は困惑していた家族も最近では慣れ「お店屋さん」と呼んで放っておいてくれます。

強いんですよ、物欲が。

まいさんは捨てるのも好きですが実は物欲もあるのだそうです。

素敵な物に対する情熱が人一倍あるので自分のこだわりに疲れてしまい「こだわらない人」に憧れることもあるそう。

なぜ自分はお気に入りの物にこだわるのか、まいさんは考えてみました。

  • 買うにはお金がかかる
  • 置き場所が必要
  • 管理する手間がかかる
  • 基本的に所有することは面倒なこと

物を持つことはエネルギーがいるので自分の気に入った物を使いたいというのが結論です。

好きな物は大切に扱い持つだけで幸せになります。

「本当の」お気に入りを見抜く

まいさんの失敗から物欲をセーブする方法を学びます。

適当に買った物を持つより、お気に入りの物を持てば毎日が楽しくなります。

しかし使うたびに元気になる相棒のような物は簡単には見つかりません。

見つけたと思ってもすぐ飽きてしまうハズレの物も多く、たくさんの勉強代を払ったまいさんはどうすれば買い物が成功するのか考えました。

成功例

  • 商品についてよく調べてから買った(使用上の注意・サイズ・カラー展開など)
  • 簡単に手に入らず苦労して手に入れた
  • デザイン性だけではなく機能性もよく使い勝手がいい
  • 欠点があっても受け入れ「これ以上の物はない」と心から思えた

失敗例

  • 似合うかどうかではなく欲しいかどうかで判断した
  • 「せっかくここまで来たんだから」とつい買ってしまった
  • 値段がお得でつい買ってしまった
  • 「今買わないとなくなってしまう」と焦り買ってしまった

相棒に出会うルール

  • 欲しい物ができたら一旦冷静になり物から離れ一定の時間を置く
  • 数年後の自分も持ち続けているか想像し自信のある物だけ買う
  • お手入れも楽しめる自信があるか考える

理想の暮らしとなりたい自分像

まいさんは長い間インテリアとファッションの好みのジャンルが定まっておらず買い物で失敗することもありました。

直感だけを頼りに行動していたので自分の持っている物に合わせられるかなど考えずに買っていたのです。

ある日友人との会話で自分には明確なテーマがないことに気づきます。

理想像があれば本当に必要な物かどうか判断でき無駄な物を買わずに済みます。

理想の自分に近づく買い物方法

  • 理想の暮らし方や人物像を考える
  • 理想に合うインテリアやファッションを探しスクラップする
  • 何か欲しくなったらスクラップブックで理想とのブレをチェック

この方法は物を減らす時にも使えます。

真のなんにもない王は君だ?!

まいさんに比べて旦那さまは物欲がほとんどないそうです。

一緒に暮らし始めてから「なんにもない」に目覚め、欲しいゲームCD1枚買うのにも「物が増える」と買うのをためらうそうです。

しかし捨てるのは苦手なので物は増やさないようにしているとのこと。

最近ではまいさんの物欲のストッパーになっているそうです。

わたしの誤算

汚部屋だったころのまいさんの家には曽祖父が買った古いたんすがありました。

「仙台箪笥」という工芸家具で価値のある物なのですが手入れがされていなく状態が悪かったので、まいさんは大嫌いだったそうです。

そんな中2011年に東日本大震災が起こり、それをきっかけにたんすを修理に出すことになりました。

修理に2年かかり戻ってきた仙台箪笥は汚かった過去を感じさせないほどピカピカでした。

涙が出るほど感動したまいさんは素敵なたんすだと気づき大切にしていこうと反省したのでした。

まいさんが民芸品好きなのはたんすのおかげかもしれませんね。

ずっと捨て続けていくつもりなの?

まいさんの家に取材が来るようになり、あまりの物の無さに編集者やカメラマンも困惑してしまうそうです。

来客があると掃除や片付けのモチベーションは上がります。

部屋をキレイにするコツは家に人を呼ぶことのようです。

まいさんは取材の中で質問を受けていました。

絶対捨てられないと思うものは何?

バッグと靴だけど、いざとなったら手放せるかもしれないので家族と猫。

家にある一番古いものは何?

電話機と冷蔵庫。(実は仙台箪笥だったが修理に出していたので忘れていた)

この取材の後「自分は物を大事にする心が欠けているのかもしれない」と捨て続けてきたことに疑問を持ったそうです。

物とじっくり付き合う時期が来たのかもしれません。

長く使い続けたいと思うモノ

みなさんは物を買う時どのくらい使う覚悟で買っていますか。

買う物にもよりますが捨てに目覚めると「捨てたくないから慎重に買おう」と思うようになります。

まいさんは捨てることに対しての感覚がマヒして「いらなくなったら捨てればいいや」と思っていた時期もありましたが、物とじっくり向き合うようになって「少しでも長く使える物を買おう」という考えになったそうです。

長く使い続けたいと思う物は人それぞれ。

まいさんは何もない家に温もりが感じられる「心のこもった物」ですが、お友達は捨てられなくなることを恐れ「大量生産の物」を買っているそうです。

まいさんの家は必要最低限の物に絞られつつありますが、それでも不要になる物もあります。

そんな時まいさんは物を「人事異動」させます。

今までの用途をリセットして新たな使い道を探し、ところてん方式で物を転用してそこまでお気に入りじゃない物を捨てます。

今まで「ミルクパンを猫の水飲み」に「カゴバッグを収納ケース」に変えたりしたそうです。

他に使い道がないかと第二の道を探すまいさんは新たなステージに進んでいるようです。

感想

まいさんの物に対する愛情がよくわかる内容でした。

それに比べて私はお気に入りの物が少ないということがわかりました。

物に対するお手入れの頻度も少ないし、まいさんのように妄想ショッピングをしてみてもピックアップできそうな洋服がありません。

もしかすると大幅に物を入れ替えなくてはいけない時期なのかもしれません。

自分の理想像を持つのは私もおすすめです。

目標を持つことで憧れに少しずつ近づけます。

他にもトランク一つで生きるとしたら何を入れるか、買い物失敗談、物のメンテナンス方法、仙台箪笥ストーリー、片付けられない人との対談、掃除をする時のミュージックリストなど充実した内容になっています。

家から雑貨まで全てお気に入りの物に囲まれて暮らせたら幸せですね。

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