大人のMakeBook 石田ゆり子さんがかわいいメイク本

シェアする

数多くの女優さんから支持されているヘアメイクアップアーティスト・岡野瑞恵さんのメイク本「大人のMakeBook」を読みました。

誰かに教わることもなく自己流のメイクで気づいたら十数年経ってたアラサー、アラフォーの人は多いのではないでしょうか。

岡野さんが目指すのは無理な若作りではなく、年相応の違和感のないメイクです。

大人のメイクの方法の一部とおすすめのアイテムを紹介します。

スポンサーリンク

岡野瑞恵流 大人メイクの心得

若い時の自分に戻ろうとしない

若い頃に戻りたい気持ちはわかりますが、まつげエクステやくっきりアイラインは肌から浮いてしまい、品のない厚化粧に見えるだけです。

若い人のメイクと大人のメイクはやり方が違うので、若さにこだわるのはやめましょう。

TPOに合わせて自分を演出

メイクもいくつかバリエーションを持っていると自分を演出できます。

服に合わせてヘアスタイルや小物を変えるように、メイクも合わせれば素敵な全身コーデの完成です。

自分に自信を持って過ごせるだけでなく、周りの人も心地よくさせます。

大きな違いを生む細かい差にこだわる

「フェイスパウダーはのせすぎると老けて見えるので最小限に」など細かい工夫をすることで大人の魅力を引き立てる知的なメイクが完成します。

不自然な厚化粧に見えないようにやりすぎず、細かい差にこだわりましょう。

ベースメイク

岡野さんがメイクの中で一番大切に考えているのが肌作りです。

疲れて見える毛穴や色ムラはカバーして、元気そうに見せる肌作りを目指しましょう。

下地の塗り方

カバーしつつ素肌が透ける感じを残したいので、光をコントロールして毛穴や色ムラを飛ばす透明タイプの下地を使います。

のびがいい乳液のようなものを選んで肌に密着させればファンデーションのノリもよくなります。

下地を塗るタイミングでリップケアをすれば効率的です。

1.手の甲に1回分の量を出す

乳液タイプなら500円大、クリーミータイプなら小豆大と少なめの量が目安。

顔の中心部をしっかりカバーできればいい。

2.両頬・眉間・あごにのせる

下地を指の腹にとり、まずはしっかりカバーしたい両頬に多めにのせ、残りを眉間とあごに少なめにのせる。

3.両手でのばす

両手の指の腹全体を使って、頬の内側から外側へ乳液のようにのばしてなじませる。

額は中心から生え際へ。

毛穴や色ムラが気になる頬の内側をカバーする意識で、あまり外側に塗り広げない。

4.スポンジで整える

あごにのせた下地を口元全体に広げ、指に残ったものでTゾーンや目元を薄くカバーする。

仕上げに何もつけていないスポンジで全体を軽く押さえ、目の際などのヨレをならす。

リキッドファンデーションの塗り方

ファンデーションはカバーするものと考えている人も多いですが、シミやくすみをピンポイントでカバーすると厚塗りになりがちです。

「もう1枚の美肌を作る」イメージで薄くのせましょう。

頬を重点的に、ほかを薄く塗ると立体感が出て自然な仕上がりになります。

1.手の甲に下地より少なめの量を出す

量は100円大くらいで下地よりやや少なめの量を出す。

多いと厚塗りに、少ないとムラになってツヤが出ないので適量を守ること。

2.両頬・眉間・あごにのせる

ファンデーションを指の腹にとり、まずはしっかりカバーしたい両頬に多めにのせ、残りを眉間とあごに少なめにのせる。

3.頬からのばす

中指と薬指の腹全体で頬のファンデーションをのばす。

一番厚くしたい頬の中心にたたき込むようになじませ、残りをフェイスラインに向かってのばして両頬を仕上げる。

4.額にのばす

中指と薬指の腹全体で眉間のファンデーションを生え際に向けて扇形にのばす。

生え際よりやや内側で止めると額の中心が明るくなり、丸みが強調される。

5.鼻・目元になじませる

額から鼻になで下ろし、指に残ったものを鼻の側面や小鼻になじませる。

小鼻は細かく上下になでるように塗ると毛穴が目立たなくなる。

上下まぶたにもなじませる。

6.あごから口元にのばす

あごのファンデーションを左右に広げ、口の周りにもなじませる。

指でフェイスラインから首筋をなぞり、塗った部分との境目をぼかす。

7.スポンジで顔全体を押さえる

何もつけていないスポンジで全体を軽く押さえ、ファンデーションを密着させる。

強く押さえるとファンデーションが取れるので、こすらず軽く押さえる。

8.目の際のファンデーションをならす

常に動く目元はヨレがちなので、下まぶたの際や上まぶたの二重のラインをスポンジの角で軽くならしてヨレをオフ。

9.首筋に向けてぼかす

スポンジをフェイスラインから首筋に向けてなでるように動かし、境目をぼかす。

最後に鏡でチェックし、ヨレがあったらスポンジでなじませる。

シミやクマなどの濃い色ムラはコンシーラーでカバーするので、この段階では気にしない。

感想

他にもコンシーラー、チーク、フェイスパウダー、アイメイク、リップ、メイク直しなどのやり方が写真つきで細かく載っていて勉強になりました。

年相応のメイクがあるんですね。

リキッドファンデーションの後にコンシーラーを塗ること、仕込みチークの後にパウダーチークをするなど知らないことばかりでした。

応用編としてシーン別のメイクやコツ、アドバイスなどもあり読みごたえがありました。

岡野さんおすすめのアイテムはほとんどがデパコスでしたが、プチプラでおなじみのキャンメイクの商品がいくつか紹介されていました。

お財布にやさしいのでうれしいです。

仕込みチーク

クリームチークをベースメイクと一緒に仕込むことで血色のいい元気な印象になります。

パウダーチークの色持ちもアップします。

初心者に使いやすい色としてCL08が紹介されていたので買ってみました。

肌にのせるとサラサラなタッチに変わります。

お風呂上がりのような血色のいい肌になれます。

チークだけではなくリップカラーとしても使えるのでおすすめです。

アイブロウ

落ちにくく、皮脂くずれにも強いです。

コシのあるフェルトペンタイプで描きやすく、仕上がりが自然です。

ほかにもアイライナーとコンシーラーが紹介されていたので気になる人はチェックしてみてくださいね。

石田ゆり子さんがすごくきれいで、自分もスキンケアをもっと頑張ろうとモチベーションがアップしました。

自分のメイクがこれでいいのか気になる人におすすめのメイク本です。

こちらもどうぞ

ツヤメイクで開運 舛岡はなえさん流つやメイクのやり方 

スポンサーリンク

シェアする

フォローする