前回の記事(生姜の女神・森島土紀子さんに憧れて生姜を摂り始めた話)で生姜について触れましたが、その効能についてまとめたいと思います。
生姜の効能
生姜はほとんどの漢方に使われているほど体に良い食材です。
生姜といえば風邪やのどの痛みを和らげたり、体を温めて冷え性を改善したりという効能を思い浮かべることが一般的ですが、シミやシワを改善する美肌効果もあるようです。
生姜には抗酸化成分があり老化の原因となる活性酸素を取り除きます。
活性酸素
体内の細菌などを除去する物質。
増えすぎると細胞を攻撃して体が酸化し(サビつき)老化が進む。
活性酸素が増える主な原因・・・紫外線、大気汚染、ストレス、喫煙、偏った食生活、激しい運動など。
抗酸化成分
活性酸素から身を守る物質。
主にビタミンC・E・ポリフェノールなどに含まれている。
生姜には「ジンゲロール」と「ショウガオール」の二つの成分があり、それぞれ効果が異なります。
ジンゲロール
生の生姜に含まれる成分。
消毒作用、頭痛、吐き気、血行促進、免疫力アップ、胃腸の働きを整える、アレルギーを抑える、脂肪の吸収を抑えるなどの効果がある。
ショウガオール
加熱・乾燥・脱水した生姜に含まれる成分。
新陳代謝を高める、冷え性改善、脂肪燃焼などの効果がある。
活性酸素を除去する力はビタミンEの3倍と言われている。
ジンゲロールより温め効果が高い。
美容により効果的なのはショウガオールです。
この成分を多く含む生姜を家で簡単に作れるので紹介します。
美肌に効く乾燥生姜の作り方
- よく洗い、汚れを取り除く
- 皮つきのまま薄くスライス
- 重ならないように並べて、外の天日干しで1日、室内干しで5日ほど乾燥させる。(乾燥させる前に蒸すと効果がよりアップ)
- 手でパキパキ折れるようになったら完成!
ミキサーで粉末状にするのも使いやすくてオススメです。
生姜の1日の摂取量は10グラムくらいとされています。
摂りすぎは逆効果になるので気をつけましょう。
特に妊娠中の方は流産になる可能性もあるので注意が必要です。
実際の効果について
この2年間生姜を摂り続けてきて気づいたことは疲れにくくなったということです。
体の冷えも少しずつ改善され健康になりました。
シミやシワが完全に消えたりという劇的な変化はありませんが、増えてもいないので2年前の状況をキープできていると思います。
不思議なのは一部の古いシミが浮き上がってきたことです。
いつかポロっと取れるのではないかと期待しています。
顔色も良くなったので、しばらくこのまま続けてみようと思います。
美肌になる生姜生活みなさんも始めてみてはいかがでしょうか。
作るのが面倒な人には市販の乾燥生姜がおすすめです。
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