なぜ自分がいいと思った人からは好かれないのだろう。
そんな風に疑問に思ったことはありませんか。
私は以前からずっと疑問に思っていました。
何とかその疑問を解決するべくネットでいろいろ調べたところ見つけたのがこの本でした。
パリ在住の恋愛コーディネーター・野口雅子さんが運命の出会いを引き寄せる方法を教えてくれます。
1章 理想の男性に選ばれる「幸運のルール」
直感を信頼すること
直感の声に耳を傾けることは人生において重要。
常識や理性で決断しても後悔するのはよくあること。
間違いを気にせず直感を信頼して前向きに運をつかもう。
運命のタイミングをつかむコツ
何かにピンと来たらすぐ実行に移し、ふと心によぎったことはメモすること。
瞑想や体を動かすことも直感を磨くのに有効。
直感は出会いを完璧なタイミングで導いてくれるので自分を信頼しよう。
他人も自分も責めるのをやめる
完璧な人間はいないので自分と他人を責めるのは時間と労力のムダ。
責め続けるとマイナスの重苦しいエネルギーが身についてしまう。
自分の欲しいもの、どうしたいのかを決め未来に焦点を合わせよう。
身近な人と見知らぬ人に小さな親切をする
出会い運を上げるコツは小さな親切をすること。
人に与えることで気分がよくなり幸運の波動で雰囲気が変わってくる。
頼まれごとが増えたら運が上がってきたサイン。
助けられて幸せになるクセをつける
困っていることがあれば一人で抱え込まず助けを求めよう。
自分に対してどのように接してほしいか周りに伝えることは大切。
助けられて幸せになる女性は周りも幸せにし魅力的に映る。
2章 この瞬間から運命が変わる「幸運のスケジュール」
欲しいものが手に入るシステムは不動産もパートナーも同じ
家探しとパートナー探しはよく似ている。
「運」「タイミング」「縁」が大切。
「誰かいい人いないかな」ではなく「理想の男性と出会おう」と決意すること。
あなたのプロフィール・ノートを作る
欲しいものを手に入れるためには自分を他人事のように眺めることが大切。
- 生年月日、年齢、家族構成
- 住まいの状況(賃貸・持ち家・実家に同居、家賃、広さや間取り)
- 職業と収入、過去の職歴
- 経済状況(借金・住宅ローンなどの詳細)、預金高(どこの金融機関にいくらあるか)、1か月の収入と生活費の詳細
- 資格、特技、趣味など過去から現在まで
- 交友関係
- 恋人の有無(誰とどのくらい付き合ったか、相手のプロフィール)
- 過去の恋人のプロフィールと別れた原因
自分を知ることで運命を引き寄せる。
理想のカップルのお手本を見つける
自分の周りの素敵なカップルに実際に会って話を聞こう。
できれば実在のカップルがいいですが有名人しか理想が見つけられないなら、それでもいないよりはいい。
二人の本質を見ることで自分の理想が思い描いていたものになる。
理想の不動産も向こうからやってくる
条件ははっきりしているほど見つかる。
著者はパリで理想の部屋の条件のリストを20項目くらいあげて1か月ほどで理想の不動産が向こうからやってきた。
理想のパートナーのリストを書き出せば同じように見つかる。
求める相手の詳しいリストを作る
買い物リストを作るようにパートナーのリストを作る。
紙切れに書くのではなく手帳に書いて持ち歩くこと。
リストを作るとその通りの人が向こうからやってくる。
- 希望する相手の年齢
- 職業
- 性格
- 趣味
- 住まい
- 家族構成
- 学歴・教養
- アウトドアかインドアか
- 収入・お金に対する考え
- 休日の過ごし方
- 価値観
- 宗教
- 家族・結婚について
- コミュニケーション
- 性欲
- 嗜好品
- ファッション
- 体格
リストを作ることで自分がどんな人を求めているのか、不要な思い込みはないかなど確認できる。
正しいリストを書くこと
最も大切なのは自分が幸せになること。
必要なのは条件より相性が合うどうか。
DNAが求める、魂が求め合う人と結ばれるのが一番。
「達成の日」を決める
理想のパートナーと出会うことを決心したら、いつなのかを決めること。
理想は1年~1年半、遅くても2年まで。(子供がいる場合は別)
目標は期限をつけることによって初めて達成される。
宣誓書を書く
宣誓書を書いて望みを潜在意識にしっかり刻みつけることでメッセージは的確なタイミングで届く。
楽な現状に流されず自分の決意が本物なのかどうか確認してみる。
理想のパートナーと一緒にいるところを想像しながら宣誓書を書く。
3章 理想の男性を引きつける「毎日のルール」
堅実なところを持つ
由緒ある家ほど庶民的な感覚を大切にする。
お金がかかる女オーラが強いとエレガントではないし寄って来る男性が限られる。
堅実はケチではなく周りに惑わされない自分なりの価値観を持つということ。
スポーティーな女になる
体を動かすことは老化を防ぐだけではなくマイナス思考を遠ざける。
自分の雰囲気に合ったスポーツクラブに入って楽しめば友人やパートナーに出会う可能性がある。
心地よい場所に出かけて気の合う人と交流すれば出会い運が活性化される。
まずはデートの数をこなしてみる
まずは練習のつもりで理想の相手ではない人ともデートしてみること。
ある程度数をこなせば男性を見る目が養え生活に張りが出て魅力的な女性になれる。
「誰か紹介してほしい」と言ってみるのもアリ。
周りの独身男性をリストアップする
とにかく周りの独身男性を洗い直してリストを作ってみる。
年齢制限はせずに離婚した人もピックアップする。
興味がありそうな人がいれば数人との食事やパーティーを開いて男性と会ってみる。
自分を最大限に高く売り込む
自分のいいところは強調し一生懸命売り込む。
卑屈にならず過小評価せず前向きで一緒にいて元気が出るような人になる。
自分を認めるほど周りも好意を持ってくれる。
年上の素敵な女友達を持つ
女性のマイナス思考で最も大きなものは年齢に対するコンプレックス。
自分の歳に自信をなくした時は年上の素敵な女友達に会うと幸せな気分になる。
不安や焦りを吹き飛ばしプラスのパワーをもらおう。
男性をいちいちふるいにかけない
理想が高いのと条件にうるさいのは似ているようで違う。
「理想」は自身の心を映す鏡で「条件」は表面的なもの。
あら探しの達人になると放っておかれる可能性が高い。
自分の幸せを最優先事項にすること
まずは自分の幸せを一番に考えること。
友達にパートナーを紹介するのは自分が幸せになってからでも遅くない。
独身の女友達から男性を紹介してもらう場合は「ワケあり」の可能性が大。
「いい男は、もう結婚している」の嘘
この手の話題は何の進展もなく悪循環。
結婚していても欠陥がある人もいるし、独身でもまともで魅力的な男性はたくさんいる。
雑音には耳を貸さず、ただ一人の本物のパートナーを見つけよう。
キョロキョロしなくても大丈夫!
どんな出会いがあるか考え実行することを決めたら、残りの時間はリラックスしていたほうがいい。
そのほうがナチュラルな魅力が出て偶然の出会いがある。
運命の人はちゃんと決まっていて現れるので探し回らなくても大丈夫。
出会いは自分で作る
理想のパートナーリストを見て出会いの方法を想像してみる。
場所、事柄、時間から直感的に浮かんだところへ行ってみる。
柔軟な心を持っている人がチャンスをつかむ。
普段着こそオシャレに気を遣う
毎日さりげないオシャレでエレガントにしていることが大切。
普段着とドレスアップの差が大きいと洗練されていない印象に。
普段着こそ勝負。
ノーメイクより薄化粧を
ノーメイクは自分を大切にしていないし出会いの準備ができていない。
濃いメイクは品がないので長所を強調するツヤのあるメイクをする。
美人になる秘訣はきれいになりたいと思うこと。
安っぽいアクセサリーはつけない
デートの第一印象はとても大切。
エキセントリックにならず派手すぎず自分に似合う装いをすること。
本物のアクセサリーは上品に女らしく見せる。
「今日の素敵な人」を見つける
素敵な女性に共通しているのは幸せそうな人。
自然で満足そうだとプラスのオーラが漂う。
外見(雰囲気)で素敵な女性に見えるかどうかが決まる。
清潔感にこだわりを持つ
特に肌、髪、口元、足元には気を遣うこと。
しかし準備ができていないからといって気後れする必要はない。
よそゆきの場所ではないところに出会いがあることもある。
シーズンごとに「必勝服」を決めておく
休みの日にクローゼットを点検して流行遅れのもの、サイズの合わなくなったものを処分しよう。
季節ごとに自分に似合う好感度の高い必勝服を用意しよう。
靴、バッグ、アクセサリー、ヘアスタイル、メイク、香水までコーディネートしておくと間違いない。
休息をとることも時には必要
真剣に理想のパートナーを求めて行動しても何の成果もない時は休もう。
事が成就しない時は心と体をリラックスさせて自分を甘やかしてあげるに限る。
リフレッシュすると風向きが変わって幸運なできごとが起こり始める。
スーパーマーケットで後ろの人に順番を譲る
小さな親切をした結果いろいろなことがうまくいき恋愛運がよくなる。
スーパーのレジで後ろの人が2、3点しか品物を持っていなかったら順番を譲るといい。
コツは相手に負担を感じさせないようにすること。
感想
他にも4章では運命の相手を見極めるデート術、5章では理想の男性と出会うためにやってはいけないこと、6章ではプロポーズまでに必要な8つのルールが載っています。
私が一番驚いたのは「自分の幸せを最優先する」という項目です。
今まで自分のタイプではない男性を友達に紹介することも、よくありました。
人によって好みのタイプが違うと思い紹介していたことが実は余計なおせっかいだったということを知って衝撃を受けました。
しばらく友達に紹介するのは控えて自分の幸せに専念しようと思います。
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