10月17日放送の「マツコの知らない 第二弾・一生使える日用品の世界」を見ました。
案内人は以前の放送にも出演していた河内宏仁さんです。
日本全国568人の職人さんを訪ねた河内さんおすすめの気持ちよくなれる日用品を紹介します。
手文庫つづら
江戸末期創業の東京・岩井つづら店の商品です。
河内さんがマツコさんへのお土産で手渡していました。
防虫効果のある漆を使用していて昔は着物入れとして愛用されていました。
最近は書類や小物入れ、ペット用品入れとして活用している人が多いそうです。
マツコさんはクラッチバッグのように使おうとしていました。
手文庫つづら、お道具箱みたい。綺麗
かりそめ天国は終わってないよ!!千代丸たんの幸せ顔を放送してくれる唯一の番組で、楽しみにしている人は多い。#マツコの知らない世界 pic.twitter.com/EqGhhzoZ8X— 桃茶紫 (@colorful4heart) 2017年10月17日
日本刀包丁
長船包丁店の日本刀並みの切れ味を持つ料理包丁です。
折り返し鍛錬という職人さんならではの技術で鋼を鍛えた後、手槌で100回以上叩き0.1ミリ単位まで調整して成形します。
100年使えるという包丁で1か月に1本しか作れないそうです。
試しにトマトを切ったマツコさんは「ハァ~!すごいねぇ」とため息混じりに驚いていました。
ブロック肉や魚も簡単に切れていました。
11年使っても刃が約1.5mmしか減りません。
何度でも無料でとぎ直してくれるサービスがあるので一生使えます。
おろし金
大矢製作所の両面使える純銅製おろし金です。
職人さんが手作業で作っています。
あえて不揃いな目にすることで、おろしやすくなるそうです。
「ハァー!すりやすい。すべりがすごいね」とマツコさん。
力を入れずに気持ちよくおろせるのでストレス解消にもなりそうです。
細かい目では、わさびなどの薬味が香り高くおろせます。
粗すぎず、細かすぎずの絶妙な食感で、繊維をつぶさずにおろせるので水分や旨み成分が外に出にくいです。
離乳食やパン粉も作れます。
わっぱ
足立茂久商店のわっぱです。
くぎを一切使っていないツルツルの触感で電子レンジでも使えます。
わっぱ全体を水でぬらしてから冷凍ご飯を入れてチンすると、炊きたてのご飯に戻るそうです。
実際に冷凍ご飯をチンして食べたマツコさん。
「香りがズルくない?炊きたてにはこの香りは入ってないわけだから」と2日目のご飯も美味しく食べていました。
国産のヒノキを使っているので、ひのき風呂に入っているような心地よい香りがします。
ご飯だけではなく野菜などを蒸す時にも使えます。
[item] ほっこりあたたまる蒸し調理。「足立茂久商店|わっぱせいろ」https://t.co/3Yel1xOSww pic.twitter.com/65HFHjMk7i
— キナリノ公式 (@kinarino) 2017年10月20日
ビアマグタンブラー
DAIKURAの備前焼ビールグラスです。
わらを巻いて模様をつけているので1つずつ焼き色が違います。
1,200度以上で10日間焼くそうです。
普通のグラスと飲み比べていましたが、注いだ時の泡がクリーミーで見るからにわかります。
「味が濃くなった。深みが出た」とマツコさん。
備前焼は土と火だけで焼き上げるので、空気だけを通す小さな穴が開いているので通気性がよく、ビールの酵母菌が活発になって美味しくなるのだそうです。
ウイスキーやワインの味も変化して香りがよくなります。
玉子焼き器
中村銅器製作所の銅の玉子焼き鍋です。
外側も内側もピカピカできれいです。
すずの焼付けという高度な技術で量産品のメッキ加工よりはがれにくくなっています。
銅は熱伝導がいいので焦げ付きやすいと思われがちですが、すずの焼付けで表面がデコボコしているので焦げ付きにくいそうです。
普段玉子焼きを作らないマツコさんと河内さんが玉子焼き作りに挑戦していましたが鍋も焦げ付かず上手に焼けていました。
マツコさんいわくテフロンの鍋より焼きやすかったそうです。
初心者でも角の立った美味しい玉子焼きができます。
名刺入れ
かみや民芸店の麦わら細工の名刺入れです。
麦わらの茎を染色して手作業で模様を作っていくので2日で1箱くらいしか作れません。
気に入ったマツコさんは全部買い取っていました。
一生使える日用品はお値段もそれなりですが本当に使いやすそうなものばかりでした。
お気に入りのものを少しずつ増やして快適に暮らしていけたらいいなと思います。
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