ベストセラー「引き寄せの教科書」のカリスマブロガー奥平亜美衣さんの『自分を受け入れた瞬間、何かが起こる!「引き寄せスパイラル」の法則』を読んだのでレビューします。
ネタバレありです。
「引き寄せ」に対する誤解や間違いを発見し、やりたいことをしながら自由に生きていきましょう。
こんな人におすすめ
- 他の本を実践しても望みが叶わない
- 自分が信じられない
- 他人が気になってしまう
- 現状に不満を持ち諦めてしまっている
- いいことがなければ幸せになれないと思っている
- 一生モノの幸せと豊かさを手に入れたい
幸せの扉の鍵は自分が持っている
多くの人は「欲しいものをイメージして手に入れる」ことを思い浮かべるが本当の幸せではない。
新車や恋人などは人生に彩りを加えるもので幸せを手に入れたように錯覚してしまう。
「いいこと」が幸せにしてくれるのではなく、自分が幸せになったらいいことが引き寄せられる。
引き寄せは似たものが引き寄せられるので自分が幸せの状態にならなければいけない。
引き寄せの大前提として「宇宙からは常に愛と豊かさの無限のエネルギーが流れている」ので自分が幸せであることは自然なこと。
しかし現実ではそうではない人も多く、原因は「見えないザル」にある。
ザルの目は調整弁で気分次第で開閉するので自分の状態を整え、いい気分でいることが何よりも大切。
たくさんイメージしてもいい気分でいなければ引き寄せられない。
本当の「引き寄せ」とは何かを知る
引き寄せのスピードを加速させるために必要なことは「自己肯定力」を高めること。
自分を認められるようになるほど現実化がどんどん速くなる。
幸せの方程式は「いい気分になれる思考の選択力×自己肯定力=望む現実の引き寄せ力」。
自分は好きだけど他人の文句ばかり言っている人は自己肯定が強くても、あまり幸せそうではないはず。
「自己肯定」=「自分を好きになること」とではない。
自分を好きになることが難しい人は自分に注意を向け、自分のことを考える時間を増やすことから始めるといい。
「自分を愛する」=「自分勝手」と心配する人もいるが全くの逆。
自分を満たしていれば他人に何かを要求することはなく、周りに愛と喜びをもたらす。
自分の本心に気づく
自分の不満を見ないようにして諦めている人は意外に多い。
周囲の否定、忙しい毎日、変わらない現実を前に本当の自分を押さえ込んでしまっている。
自分の本当の気持ちを知り、認めることが大切。
「嫌だな」と思うところで考えを止めず「何を望むか」を考える。
それは「もの」ではなく「やりたいこと」を考える。
やりたいことがわからない、こうしたいけど家族がいる、できるかどうか不安など夢に消極的な人も多いが遠慮することはない。
妄想でいいので現実的にできる、できないは別にして何をすることに情熱を感じるのかじっくり考えてみる。
頭の中で素直に夢を認め、ワクワクすることを考えて意識することが大切。
母や妻としての役割は捨てて、誰にも干渉されず、お金がたっぷりある環境だったら何をするか。
どんな選択をしても後悔する必要はないし、誰に認められなくても大丈夫。
そしてやりたいことの後に欲しいものを思い描いてみる。
流行や高価なもの、世間体などを考えずに自分の好きなものを確認してみる。
感想
奥平さんは普通の会社員から書くことを仕事にし、本の出版、ワークショップの開催など夢を叶えて活躍されています。
また「海外を飛び回りたい」という夢を会社の出張という形で子供がいながらも叶えました。
今回は本の前半部分を紹介しましたが後半は思い込みの手放しかたや宇宙の真実、自分を愛し認める方法などが載っています。
私は今まで引き寄せというと、とてつもなく大きな夢を思い描いて「今の自分にはお金がないし叶えられそうもない」と挫折していたのですが、普段の生活から自分軸で何を食べたいか、何をしたいのかなど、いい気分でいることが大切ということがわかりました。
できることから少しずつ始めてみようというスタンスなので、つい何かを我慢してしまう人や初心者におすすめだと思います。
身近な望みを満たせば、そのうち大きな望みだって信じられるようになるかもしれません。
これからの自分の変化が楽しみです。
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