前回の記事(なんにもない部屋の暮らしかた 家族ルール・まいさんの5大変化)の続きです。
インテリアとファッションが似た感じになることって結構ありますよね。
部屋が変わると服装も変わります。
今回はまいさんのファッションの歴史を紹介します。
高校生
制服があったので着るものには困らなかった高校時代。
この頃はまだ自分の家が汚いことに気づいていません。
周りに合わせてスカートを短くしたりルーズソックスを履いていましたが、おしゃれには全く興味がありませんでした。
そんなまいさんの興味の対象はマンガです。
「こち亀」をそろえることに命をかけていたそうです。
大学生
ある日突然自分の家が汚いということに気付き、家に対してコンプレックスを持つようになってしまいました。
それがきっかけでおしゃれに興味を持ち始め「おしゃれとは何か」を考え、出てきた選択肢は「ギャル系」「Cancam系」「古着系」の3つでした。
選んだジャンルは古着系でお団子ヘアにレトロコート、ワンピースの下にはデニムという服装だったそうです。
家族とケンカしながら慣れない片付けを頑張ったり変化しようとしていた時期でした。
マタギ期
結婚式の時に「新婦の第一印象は?」と聞かれ旦那さんが答えたのは「マタギ」だったそう。
マタギとは集団で狩猟をする人たちのことです。
古着系のおしゃれって難しいんですね。
どんどん奇抜な服装になりファーにハマります。
コート、バッグ、ブーツなどすべてがファー。
学校でも「個性的なファッション」と言われマタギのイメージが定着します。
この頃は家が大嫌いになるくらい汚部屋で、一生このままかもと諦めていたそうです。
SATC期
まいさんも社会人になりマタギを卒業します。
アメリカの連続ドラマ「SATC」に憧れブランドバッグを買い、大人の女性になろうと背伸びしていました。
この頃はブラック企業に勤めていてボロボロになり、家も汚部屋で休まらず精神的負担が増えていったそうです。
パリ期
大人の女性になろうと背伸びしていた時に憧れていたインテリアはパリジェンヌのアパルトマンでした。
結婚を機に実家を出て汚部屋脱出と思っていた時に震災で被災しました。
混乱の中、新居のマンションで1年間モロッコ風インテリアを楽しみパリジェンヌブームは終わります。
家族みんなで住む家が完成しシンプルが一番と考えるようになりました。
派手ファッション期
家のテーマがシンプルに決まると「捨てたい病」に拍車がかかり家の中がどんどんきれいになっていきました。
家がシンプルなのに洋服は派手というギャップに違和感を抱くようになりファッションもシンプルにすることにします。
無理して背伸びするのはやめてホッとする服を着ようと決意します。
シンプルファッション期
たどり着いたのは無地の白いシャツでした。
何の飾りもついていませんが心地良く肩の力が抜けて楽になります。
今はアクセサリーもメイクも無理しなくなったそうです。
決しておしゃれを怠けているわけではありません。
シンプルな服はアイロンや正しい姿勢、素材にこだわるなど楽しむポイントがあります。
部屋も服装も無理はしないけれど楽しく頑張るというのがまいさんのスタイルのようです。
部屋とファッションはリンクしているんですね。
私も自分なりのスタイルを見つけてみようと思います。
こちらもどうぞ