生ゴミでガン予防!?朝と夜のジョギングのダイエット効果

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7月17日放送の「この差って何ですか? ~言われると気になる!この差ランキング~」のコーナーを見ました。

気になったものだけ紹介します。

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皮を食べたほうが良い野菜・果物の差

ゲストの寺尾聰さんが気になった差です。

梨を皮ごと食べるという寺尾さん。

周りの人から驚かれたことで、皮を食べたほうがいいのかダメなのかが気になっていたそうです。

皮の差について医学博士の白河先生に聞いてみました。

先生の回答は「食べたほうが良い皮と悪い皮に特に差はない」とのことでした。

皮には栄養があるので本当はすべての皮を食べたほうが良いそうです。

皮に含まれる栄養素を「ファイトケミカル」といいます。

ギリシャ語でファイト(=植物)ケミカル(=化学物質)という意味で「第7の栄養素」として近年注目を集めています。

ファイトケミカルの3つの健康効果

抗酸化作用

体を老化させる活性酸素を中和させ、体を若々しく保つ働きがあります。

皮はアンチエンジングの効果があるんですね。

抗炎症作用

リウマチなど関節の炎症を抑える働きがあります。

ガンを防ぐ

ガン細胞の増殖を抑える働きがあることが最近の研究でわかったそうです。

皮ごと食べたほうが良いおすすめ野菜と果物

枝豆

へたの部分にファイトケミカルが多く、ゆでた後でも栄養素が残っています。

玉ねぎ

茶色の皮に最強のファイトケミカル「ケルセチン」が含まれています。

りんご

皮にアップルポリフェノールが含まれています。

動物実験では動物の寿命が延びたそうです。

「1日1個のりんごで医者いらず」ということわざは本当でした。

ぶどう

ミキサーに皮ごと入れてジュースにするのがおすすめです。

栄養素はミキサーに入れても壊れません。

種ごと入れてOKです。

皮の食べ方

そうはいっても枝豆や玉ねぎの皮はそのまま食べることはできません。

皮を煮出して作る「ベジブロス」(野菜だし)を摂ることで皮を食べるのと同じ効果があるそうです。

ベジブロスの作り方

  1. 野菜の皮(ヘタや茎もOK)を鍋に入れる
  2. 約30分ゆでる
  3. こして液体だけにしたら完成

冷蔵庫で保管してお味噌汁などのダシに使うことでファイトケミカルを毎日摂ることができます。

朝と夜のジョギングの差

日本ではダイエットや健康管理のために約1,000万人が走っているといわれています。

アンケートによると朝走る人が34%、夜走る人が49%、その他が17%という結果になりました。

なぜ走るのか理由を聞いてみると主に「ダイエット」の効果を期待している人が多かったです。

そこで朝と夜どちらが効果があるのか実験してみました。

実験方法

20~40代の男女8人に協力してもらい実験前に体重と体脂肪を計測。

4人ずつ朝チームと夜チームに分かれて食事前に1日30分・1週間走ります。

食事は朝昼晩みんな同じ内容です。

効率的なダイエット方法

日本体育大学の岡田准教授に効率良く脂肪を燃やすポイントを聞きました。

ゆっくり走る

ゆっくり走ったほうが体脂肪をエネルギーとして使うそうです。

脂肪燃焼には酸素が必要なので、うまく酸素が取り込める会話ができるスピードで走ることが重要です。

20分以上走る

走り始めて20分以上経つと体温が上昇するので効率良く脂肪を燃焼させることができます。

実験結果

4人の平均値で比べます。

  • 朝チーム 体重⇒-2.7kg・体脂肪率⇒-2%

  • 夜チーム 体重⇒-2.1kg・体脂肪率⇒-0.7%

朝のほうがダイエットに効果があるという結果になりました。

なぜ朝のほうがダイエット効果があるのか

人間は運動すると糖分を消費してから脂肪を燃焼します。

朝の食事前は体に糖分がほとんどない状態なので、すぐに脂肪を燃焼することができます。

夜は朝や昼の食事の糖分が体に残っている状態なので、なかなか脂肪が燃焼されないのです。

今まで生ゴミとして捨てていた部分に大事な栄養素が入っているなんて知らなかったです。

そしてジョギングは食事前に走ると効果があることがわかりました。

これからの健康に役立てていきたいです。

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