前回の記事(アメトーーク!読書芸人2017 東野幸治さん・光浦靖子さん・又吉直樹さん・カズレーザーさんの好きな本まとめ)の続きです。
東野さんが教えてほしい本
東野さんがおすすめの本を聞いていました。
「そこまで分厚くない」「ファンタジーではないもの」という希望をもとに3人が選んだ本を紹介します。
又吉直樹さん
ゴランノスポン
ハッピーと魔力が入り混じった短編集です。
笑いあり、人間の本質ありの物語です。
町田さんの文体は独特で、慣れると楽しめるそうです。
東野さんも「くっすん大黒」の他に何冊か読んだことがあるそうです。
光浦靖子さん
夜の谷を行く
連合赤軍をベースにした物語です。
事件に関わった女性の生き様が描かれています。
桐野さんの犯罪小説はすごいそうです。
岳飛伝
中国最大の英雄・岳飛の誕生、成長、戦いなどを描いた歴史物語です。
北方謙三の岳飛伝よりポップで読みやすいそうです。
読書芸人プレゼン大会
乃木坂46の高山一実さんをゲストに迎え、読書芸人独自のテーマで本を紹介します。
高山一実さんの好きな本
四月になれば彼女は
カズレーザーさんもおすすめのラブストーリーで、イケメンのバイセクシャルに心をわし掴みにされたそうです。
国語の教科書に載っている本
又吉さんの発表テーマです。
学生時代に教科書で読んだ心に残った本を紹介します。
走れメロス
キャラクターコントとして読むとすごく想像できて面白いそうです。
又吉さんは純粋なメロスを照英さんだと思って読んでいました。
沢田さんのほくろ
又吉さんが一番最初に感情移入できた物語です。
おでこにほくろのある女の子・沢田さんが男子に「大仏」とからかわれ、強がって明るく振る舞いながらも泣いてしまうというお話。
沢田さんの気持ちについて語る授業で又吉さんは熱くなりすぎてしまったそうです。
変わった仕掛けの本
カズレーザーさんの発表テーマです。
内容はもちろん、作りにこだわっている本を紹介します。
残像に口紅を
50音の文字が一つずつ消えていく世界を描いた物語です。
当時の単行本は後半が袋とじになっていて、読む気を失った人は本の代金を返金してくれるというコメントが書いてあったそうです。
作者の筒井さんの自信が読み取れますね。
生者と死者
ページの少ない短編集ですが、読み終えた後に袋とじを開くと長編ミステリー小説に変わります。
マジック好きの作者の遊び心が詰まった作品です。
必ず泣ける本
光浦さんの発表テーマです。
思い出すだけで泣けてしまうという本を紹介します。
八日目の蝉
浮気相手の赤ん坊を盗んで育てる物語です。
光浦さんは朗読しただけで泣きそうになっていました。
映画も泣けます。
⇒永作博美さん・井上真央さんの演技に感動の涙「八日目の蝉」感想
ねこのおうち
ですます調でおとぎ話のように描かれています。
公園で生まれた野良猫と引き取った家族の物語です。
エースをねらえ!
テニスのスポ根マンガです。
気になった本
前回紹介した本の中では若林さんが書いたキューバの旅行記が気になりました。
旅行好きなのでキューバがどんな雰囲気の国なのか知りたいです。
国語の教科書に載っていた物語は懐かしいと思いました。
高山さんの紹介していたラブストーリーも気になりました。
最近は小説を読むことが減ってきているので読む機会を増やしたいと思います。
こちらもどうぞ(妹のブログです)