3月19日放送の「サタデープラス」を見ました。
今回のテーマは「酢しょうが」です。
毎日食べると血液がサラサラになり血管が若返るそうです。
その効果を実験するために関根勤さん(62)とハイヒール・モモコさん(52)に酢しょうがを2週間食べてもらいました。
普段と全く変わらない生活をしながら酢しょうがを食べるだけ。
どのように変化するのか結果が気になります。
健康チェック
酢しょうが生活を始める前に健康状態をチェックしました。
関根さんの場合
孫が生まれ成人式を見るために82歳まで長生きしたいそうです。
「食べ過ぎないようにしている」と言っていましたが血液検査の結果は悪玉コレステロールの数値が192と基準値の61~105からは大幅に超えていました。
血管年齢も64歳と実年齢をオーバーです。
ハイヒール・モモコさんの場合
「これだけで大丈夫かなぁ・・・」と酢しょうがの効果に半信半疑のモモコさん。
血管年齢が「自分の年よりは下だと思う」と自信たっぷりでしたが、実際は63歳と大幅超え、体温も35.5度と低めでした。
効果的な酢しょうがの作り方
紹介してくれるのは医師の石原新菜先生です。
材料
- 酢 100cc
- しょうが 100g
- はちみつ 20g
作り方
しょうがの皮つきのままみじん切りにする
しょうがは皮の近くに健康成分が最も多く含まれているので皮をむかずにそのままみじん切りにします。
みじん切り以外にスライスやすりおろしでも効果は同じですが調味料として一番使いやすいのはみじん切りです。
フードプロセッサーを使えば簡単にできます。
しょうがを容器に入れ酢を入れる
どんな酢を入れてもいいのですが一番効果があるのは「黒酢」です。
アミノ酸が他の酢の8倍入っています。
胃腸の弱い人はペクチンを含む「りんご酢」がおすすめです。
はちみつを入れて混ぜ一日漬けておく
はちみつを入れることで酸味がまろやかになります。
保存期間は冷蔵庫で1週間が目安です。
忙しくて作るのが大変な人はドリンクやサプリメントがおすすめです。
簡単!酢しょうがレシピ
サバのみそ煮、豚のしょうが焼き、アジの南蛮漬け、ぎょうざなど、しょうがを使う料理を酢しょうがに変えるだけでOKです。
関根さんとモモコさんはサラダのドレッシング代わりにしたり、たこやきと一緒に食べたり、みそ汁に入れたりしていました。
モモコさん一家で好評だった酢しょうがレシピを紹介します。
あさりの酢しょうがご飯
材料
- 米 2合
- アサリのむき身 80g
- 酢しょうが 大さじ1~2
- 酒・しょうゆ 各大さじ1
作り方
材料を炊飯器に入れて普通に炊くだけで完成です。
しょうがの香りがさわやかに広がります。
酢しょうがの健康効果
生活習慣病の4大危険因子(高血圧・脂質異常・高血糖・肥満)を防ぎます。
- 血圧を下げる
- 血糖値を下げる
- 肥満を防ぐ
- コレステロール・中性脂肪を減らす
酢を研究して35年の医学博士・中山貞男先生によると、この4つすべてを防ぐのは食品の中でも酢しかないそうです。
また、しょうがの第一人者の医学博士・吉田真美先生によると、しょうがの「ジンゲロール」には抗酸化作用があり老化・ガン・脳卒中などを防ぐそうです。
大人気の酢しょうが
芸能界でも酢しょうがはブームになっています。
女優の森尾由美さんも酢しょうがファンの一人です。
お湯と酢とはちみつを混ぜたレモネードならぬ「酢モネード」を水筒に入れていつも持ち歩いています。
高血圧の母親にすすめたところ1週間で血圧が下がったり、森尾さん自身も食べ始めて1か月で冷え性が改善し、寝るときにくつ下を履かなくなったそうです。
しょうがの成分「ジンゲロール」は熱を加えると温め効果がアップするので冷え性の人はしょうがを加熱してみてください。
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次回に続きます