みなさんには夢ややりたいことがありますか。
私はもっともっと旅行に行きたいと思っていて、いろいろ調べていた時に見つけたのがティモシー・フェリスさんの『「週4時間」だけ働く。』でした。
楽しみを後に取っておく先送り型の人生から今充実した人生を送りたい人に向けた本で、時間を自由に自動的に収入を得る方法が書かれています。
楽しみながら利益を得てつまらない人生から脱出しましょう。
ティモシー・フェリスさんとは
この本の著者で無線機器の企業を経営しています。
1週間のうち働く時間は4時間未満ですが1か月で昔の1年分は稼いでいるそうです。
6か国語を操り職業を聞かれると困るほど世界中を旅しています。
ニューリッチとは
著者をはじめ人生に自由な選択肢がある人のことをいいます。
お金持ちの家に生まれなくても、一流大学出身じゃなくても、結婚して子供がいてもニューリッチになることができます。
彼らは億万長者ではなく、どうしてもお金持ちになりたいとも思っていません。
そして自分の夢や目標を持ってやることに明確な優先順位をつけて行動しています。
会社と交渉して仕事のスケジュールを調整し10分の1の時間で90%の成果を出すのが目標です。
この本ではニューリッチになるための方法を定義(Definition)、捨てる(Elimination)、自動化(Automation)、解放(Liberation)の4つの項目に分けて説明しています。
定義(Definition)
周りの人と反対のことをやってみる非常識だと思われる方法でルールを変えていくことが必要です。
定年退職してからやりたいことをしようとする人が多いですが将来体が元気かどうかはわかりません。
それより若いうちに人生のところどころに1か月ほどのミニリタイアメントを計画するほうが賢いです。
あなたは現実や責任ばかり考えて自分の望む人生から遠ざかっていませんか。
このまま不満だらけの人生を歩んでいいのでしょうか。
やりたいことにぴったりのタイミングはありません。
仕事を頑張りすぎず自分がやりたいことを今すぐやりましょう。
お金を必要としない気晴らしだってあります。
今の生活がいつか良くなるという幻想を捨てて行動しましょう。
仕事ルールを変えるコツ
- 意味のない仕事を少なくして生産性を高める
- 上司の許可はもらわず事後報告で
- 普段から義務のようにしている仕事で他の可能性を試してみる
- 自分の弱点を直さず長所を伸ばして唯一無二の存在になる
- 絶対収入より相対収入(時給で換算してみる)
- トレーニングなどの良いストレスを抱えて成長する
ドリームライン
ワクワクするような目標設定シートを作ります。
仕事を辞めた後をイメージしてやりたいことやなりたいものを書き出します。
失敗することなく世間の人より頭がいいとしたら何をしますか。
銀行に100億あったら毎日何をするでしょう。
朝起きてどんなことがあったらワクワクしますか。
思いつかない人は行ってみたい場所、毎日したいこと、毎週したいこと、ずっと学んでみたかったことなどを考えてみます。
半年間に行う4つの夢とそれぞれ実現するためにやるべき3つのステップを決定し今すぐ最初の一つを実行します。
うまくいきそうなビジネスを短期、長期で考え自分の安全地帯から出る努力をします。
捨てる(Elimination)
やりたいことが明確になったところで時間を自由に使えるようにします。
9時から5時まで働くのは幻想です。
億万長者に1日8時間も必要ありません。
自分の不幸と問題の原因を考えます。
上司に昇給とリモートワーク(在宅勤務)を提案します。
少数の大切なものに集中し残りは無視、絶対に必要な仕事だけ確認し納期を短くして集中したスケジュールで行います。
生産性のある働き方をしているか、無駄なことをして大事なことができない言い訳にしていないか、どうでもいい仕事を作り出していないかを常に考え、有効的かつ効率的に仕事のムダを減らします。
時間の不足は優先順位づけの不足です。
時間を多く手に入れるヒント
- やることリスト、やらないことリストを作る(前日の夕方までに作る)
- 時間を費やしている活動ベスト3は何か
- 楽しくポジティブな友人とだけ付き合う
- ストレスを感じる友人との付き合いを絶ち、誘いを受ける前に先に予定を入れる
- 決められた時間以上過ごさないようにアラームをかける
- 何かを決める時は質問返しせずに必ず自分から解決策を提案する
- 低情報ダイエットであえて無知でいる「知らぬが仏」
- メディア絶ちをする(ラジオ、ニュースサイト、仕事以外のネットサーフィンは避ける、夕方1時間のテレビと寝る前1時間の読書はOK)
- ニュースは新聞の一面の見出しを読むか周りの人に聞くだけでOK
- 本はペンか指で文字をなぞると速く読める
- 本、映画、外食など飽きたり退屈なら途中でも止める
仕事をスムーズに進めるためのコツ
- 仕事の割り込みを遮断しデスクに近づかせない
- 重要な用件は2つ以上にせず1日に2つの目標を集中して取り組む
- 仕事の優先順位が決まったらマルチタスクは必要ない
- 病気で1日2時間、1週間に2時間しか働けないとしたら何をするか
- Eメールは自動返信システムを作ってチェックを12時、16時の2回にする(徐々に減らす、急ぎの時は電話で)
- メールのやり取りは相手からの質問がないような文にする
- メールの文末に「どうかよろしくお願い申し上げます」と入れると返信の可能性が高くなる
- 電話はムダ話をさせず5秒で要点を聞き出し30秒以内に終わらなければメールをもらう
- おしゃべりは長くても30分以内で
- 会議は先に終わる時間を決める
- 優先順位はEメール、電話、会議の順で
- 時間がかかる作業はひとまとめにする
- 上司に承認を求めずに自主的に働けるルールを作る
やるべきことを達成すれば自分は今日に満足できるのかを考え有効的、効率的に仕事をすることを重視します。
次回に続きます