前回の記事(ゲッターズ飯田の金持ち風水 お金持ちの行動・方位を味方にするコツ)の続きです。
今回はお金持ちの人のお金と人に対する行動や考え方を紹介します。
服をどんどん捨てる
お金持ちの中でも経営者は人に会うことが多いので身なりに気を遣います。
女性の社長さんであれば、ものすごい数の服を持っているかと思いきや実際に聞いたところ「服はどんどん捨てる」という答えが返ってきました。
基本的にお金持ちは物をたくさん持ちません。
その女社長さんは一度に20着くらいセットアップで買ってローテーションで着まわし、何回か繰り返して全部捨てるのだそうです。
新しい物を買ったら古い物は捨てるの繰り返しです。
洋服のセンスに自信があるお金持ちは別として、多くの経営者は人に選んでもらうそうです。
自分が得意ではないことを人に任せ、悩んだり迷ったりする時間をなくそうと考えるのです。
相手や自分をいい気持ちにさせる服、自分の個性を出す服など工夫や気遣いはしますが、服へのこだわりや欲はありません。
役目を終えた服は捨てる判断と行動が早いのがお金持ちの特徴です。
家に2シーズンほど着ていない服があれば捨てたほうがいいかもしれません。
欲しい物より楽しい物を買う
お金持ちは自分のことに関しては合理的ですが、人に対しては「楽しませたい」「面白がらせたい」という考えを持っています。
部屋は基本的にスッキリと片付いているのですが、時々「何これ?」と思う物があります。
興味を持って尋ねると「面白いから買った」という物が多いです。
お金持ちは自分が欲しいものより、面白くて人を笑顔にするものを買います。
人を楽しませることができると確信した物にお金を使うお金持ちは根っからのエンターテイナーですね。
ギャンブルをしない
お金持ちはギャンブルを趣味にはしません。
海外カジノで遊ぶお金持ちもいますが、旅行中のイベントであって、日常的にギャンブルをする人は少ないです。
なぜならお金持ちは「人生がギャンブル」だからです。
一般的に多くの人は安定した人生を求めますが、お金持ちは安定はないと考え未知の世界に挑戦し成功しています。
お金持ちは開拓者で道を作り続けているので仕事がギャンブルみたいなものなのです。
自分にごほうびを与える
お金持ちは自分へのごほうびがとても上手です。
目標を達成した時、事業がうまくいった時などに贅沢をして喜びを倍増させているのです。
そうすることで、うれしさが強く記憶に残り次のモチベーションへとつながっていきます。
また自分へのごほうびを一流の物、最高級の物を学ぶきっかけにしている人も多いです。
一流を知ると価値の基準が上がり、人に対してレベルの高いおもてなしができるようになります。
財布で年収を予想できる
お金持ちになりたいなら安い財布は使わないほうがいいというジンクスを聞いたことはありませんか。
よく「財布の値段の約150~200倍がその人の年収」と言われ、財布の金額で年収がわかるとも言われます。
そこで逆の発想として目標年収の200分の1くらいの財布を使うのです。
すると財布のグレードに見合った人格に変わっていきます。
財布は毎日手にするので影響は大きいはずです。
すぐに年収は増えなくても意識は変わっていくでしょう。
財布もお金もきれいにつかう
財布はお金に対する意識が表れます。
お金持ちはお金に感謝し、大切にしているので丁寧に扱います。
ボロボロの財布でお札がグチャグチャだとお金に無神経な人だと思うでしょう。
お金は人に渡す道具なので気持ちが表れます。
スポーツ選手が道具を大切にするようにお金持ちもお金を道具と考え大切に扱います。
お金はなくても「ある」と言う
あるお金持ちに「たとえお金がなくても、お金はあると言ったほうがいい」と教えられました。
お金は「ある」と言うところに集まるそうです。
せっかく誰かに誘われても、お金がないことを理由に断ると相手は次に誘えなくなります。
また「お金がない=運気が悪い」と思われ避けられてしまいます。
お金がない時ほど人とのつながりが大事なのに、それをわかっていないのです。
お金持ちいわく「お金がないと言っていると本当にお金がなくなる」とのこと。
自己暗示をかけてしまうのですね。
キリのいい額でお金をおろさない
あるお金持ちから「ATMでお金を引き出す時に、ぴったりの金額ではなく、28,000円のようにくずしておろしたほうがいい」と聞いたことがあります。
あらかじめ千円札にくずしたほうが、いくら使ったかを意識しやすくなるそうです。
使った額を細かく把握できる人はお金持ちになれます。
今財布にいくらあるかを常に意識しましょう。
通帳を3つ以上に分ける
目的を明確にするために貯金する通帳は3つ以上に分けるといいです。
マイホーム、旅行など目標を決めて通帳を分けることで、そのお金を使うのを止めることができます。
また小分けにすると管理がしやすく、収支があいまいになりません。
人間の意志は弱いので、ぼんやりと願っているだけでは目標は達成できません。
言い訳して怠けてしまう気持ちに歯止めをかけましょう。
清潔・愛嬌・バカ正直が好き
仕事で成功した人は「人生は他人が決めている」ことに気づいています。
例えやりたい仕事があったとしても、依頼主からお願いされなければできません。
当たり前のことですが努力や才能をアピールしても、相手からお願いされない限り仕事もなくお金も得られません。
極端な言い方をすれば努力してもムダ。
お金を払ってくれる人に好かれなければ意味がありません。
そう考えると清潔感や愛嬌は大事です。
特殊な仕事でない限り、頑張っていても不潔で無愛想な人より、清潔感があって愛嬌がある人のほうが付き合いたいと思うはずです。
仕事は人との関係で人の役に立つことが仕事になるので、どんなにできる人でも嫌われたら依頼は来なくなるでしょう。
そしてバカ正直とは信頼できる人かどうかという意味です。
仕事とは信頼関係で成り立っているので失敗を隠したり、人のせいにしたり、言い訳するなど正直でない人は邪魔になるだけです。
たとえ失敗しても素直に認め、改善策を見つければ同じような失敗を防ぐ方法が見つかり成功を生み出すかもしれません。
不誠実な人は精神的にも時間的にもムダが生まれます。
お金持ちはムダが大嫌いなので正直でわかりやすい人のほうが価値があると考えます。
楽しみ上手
ある駐車場で働いていたおじさんの話です。
とても楽しそうに仕事をする人で、いつも明るく誘導し元気に話しかけていました。
ある日「定年でもうすぐ辞めるんです」と話していたおじさん。
最後の日には別れを惜しむ人たちが花束やお菓子を持って押し寄せ、駐車場に行列ができたそうです。
そしてある会社の人から「うちの警備員として働きませんか。楽しく仕事をする方法を教えてください」と依頼が来て、前より収入のいい会社で働くことができたのです。
楽しく仕事をする人にチャンスは来るのですね。
できること、できないことを知っている
一人で何でもやろうとする人はお金持ちにはなれません。
あるお金持ちは家のインテリアを人に任せ、あるお金持ちは服選びを全部人に任せているそうです。
自分でこだわって選ぶ人もいますが、それは好きで楽しめる人です。
お金持ちはみんな自分のできること、できないことがわかっていて、できないことは信頼できる人に任せています。
仕事も同じで物事を合理的、効率的に進められる人がお金持ちになれる人です。
教えたがり
お金持ちはいろいろなことを教えてくれるので楽しいです。
サービス精神が旺盛で人を喜ばせたいと思っている人が多く刺激的な時間が過ごせます。
どうしてそんなに親切に教えてくれるのか聞いたところ「いいことはみんなで共有したほうがいいから」という答えが返ってきました。
一人では生きていけないことを知っているから人を大事にし、味方を増やす生き方をしているのでしょう。
一方で残念なのは感謝のない人です。
全部自分の手柄だと考えているので人のおかげとは思えないのでしょう。
自我が強いとなかなかうまくいきません。
お金の円は人の縁から生まれます。
口癖は「自分は運がいい」
特にお金持ちの芸能人から「自分は運がよかっただけです」というセリフをよく聞きます。
なぜなら自分より才能のある人や才能があって人一倍努力しても成功しなかった人を見ているからです。
周りに助けられたという心を持つ人には、感謝が人に伝わり、いい運が回ってきます。
運気とは気を運ぶことです。
いい気を運ぶには調子に乗らずに人から受けた恩を返していくことです。
何でも一人でたくらまない
お金持ちには「自分一人だけで何かをしよう」とか「成功を独り占めしよう」という人はいません。
いい人に縁が回ってくるのと同じように、いい人にはお金も回ってきます。
具体的に言うと、お金は人から感謝されることで回ってくるものです。
その法則がお金持ちはわかっているので、人を喜ばせることが大好きで感謝されることをするのです。
お祭り好きが多い
お金持ちはよくホームパーティーをします。
豪邸にはパーティールームがあり、お花見やバーベキューなど季節ごとにイベントを開きます。
パーティーやお祭りなど楽しい時間と空間を作って人を楽しませることが、お金持ちはとても上手です。
基本は人を楽しませたいという気持ちですが、人・お金・情報が集まる場所を作り、お互いに活用し合うという目的もあります。
非日常的な空間では気分が上がり、人もお金も情報も流れやすくなります。
あるお金持ちは「遊ばないと錆びる」と言います。
錆びないために自分で流れを作って波に乗るのがお金持ちのやり方です。
メールが簡潔でわかりやすい
お金持ちのメールはムダなことを書かず、たいてい短めです。
疑問形の文章は2つ入れず、長い日記のようなメールもしません。
相手がどう返していいか悩まず、すぐに返せるようなメールを送ります。
これはお金持ちの合理的な考えで、相手がムダに悩む時間を作っていけないという気遣いです。
電話とメールをすぐに返す
ある有名な放送作家さんは「電話とメールはすぐに返す」そうです。
なぜそんなに対応が早いのか聞いたところ「すぐに答えが欲しいと思うから、すぐ返す」と言っていました。
相手を思いやることを徹底している人が人から必要とされるのでしょう。
そして気遣いのできる人がお金持ちになれる人なのです。
自分だけではなく人の時間も大切にしましょう。
次回に続きます