朝の情報番組「ビビット」のビビットFOCUSのコーナーを見ました。
今日のテーマは「ミニマリスト」についてです。
皆さんは「ミニマリスト」という言葉を知っていますか。
「ミニマリスト」とは「必要最小限のモノしか持たず生活する人」のことです。
オバマ大統領やアップル元CEOのスティーブ・ジョブズ氏もミニマリストらしいです。
ミニマリストになると「悩みがなくなる」「お金が貯まる」など人生が劇的に変わるという口コミで実践する人が増えているそうです。
また今回の流行語大賞で「ミニマリスト」がノミネートされるほど社会現象になっています。
番組ではミニマリストの方のお宅に取材に行っていました。
ミニマリストブームの火付け役 佐々木さん宅
井上アナも「ここまでとは・・・」と驚くほど何にもない家でした。
リビングにはソファーもテーブルもありません。
引越したばかりのような生活感のない家です。
生活に必要な物のほとんどがクローゼットに収まっていました。
お風呂場にはシャンプーやボディソープもありません。
頭も体もお湯で洗っているので必要ないそうです。
ミニマリストになったきっかけはネットで見た海外のミニマリスト(15個しか物を持たずに移動して生活)に憧れたからだそうです。
自分にはない自由さと身軽さを感じ実践したそうです。
意外にも以前はコレクタータイプで汚部屋のような物の多い家に住んでいたというから驚きです。
ミニマリストになって良かったことは「将来の悩みがなくなった」ことです。
奥さんだけがミニマリスト 阪口さん宅
台所には物がなく食器も少なめ、冷蔵庫も空っぽです。
食材はなくなるまで使い切り一週間に一度の買い出しで済ませるそうです。
洋服も少なく旦那さんの服の方が多いそうです。
家族のモノは処分しないというルールで生活しているようです。
ミニマリストになって良かったことは「明るく穏やかになった」「イライラすることが減った」「リラックスする時間が増えた」などです。
今まで生きてきた中で一番楽しいと話す阪口さん。
これだけ良いことづくめなら実践してみたくなります。
ミニマリスト候補生 西村さん宅
ミニマリストになるべく片付けを実践中です。
特に減らしたい物は「洋服」と「本」。
先ほどの佐々木さんにアドバイスを受けながら片付けていきます。
痩せたら着られる服でクローゼットは埋まっていますが処分すると本当に物がなくなりそうで不安な気がするとのこと。
佐々木さんのアドバイスは「クローゼットを開けるたびに憂鬱になる気持ちの方がもったいない」とのこと。
なるほど名言です。
最近では企業でも実践しているところが多いようです。
日本そうじ協会によるとミニマリスト的な経営をしている会社はスピードも速くて素晴らしいそうです。
社員全員ミニマリスト!チャットワークス
デスクには電話も紙もペンもありません。
連絡はすべてパソコンのチャットで行っているそうです。
さすがIT企業。
普通の会社ならあるはずのコピー機、プリンター、ロッカーもありません。
自分のデスクも引き出しもなく好きな場所で仕事ができる環境です。
名刺は写真を撮ってパソコンに登録。
もらってすぐに処分してしまいます。
浮いたお金は社員に還元。
年に4回も10連休が取れるそう!
うらやましい限りです。
ミニマリストで物を減らすと自分の今後の生き方が見えてくるそうです。
物の多い生活をいったんリセットして自分と向き合ってみるのも良いかもしれませんね。
番組で紹介されていた本と映画です。
どちらもロングセラー・ロングランヒットだそうです。
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