前回の記事(「バブルJr世代」れいぽよ土屋怜菜さん・10代のトレンドキーワード)の続きです。
引き続き活躍する10代を紹介します。
椎木理佳さん(18)
この春に大学に進学する現役女子高生社長です。
中3の時に立ち上げた会社「株式会社AMF」はLINEスタンプ「パン田一郎」のコンサルティングをしていて年商は数千万円ともいわれています。
顔が完成されていると言われるような大人っぽい女の子です。
番組ではある一日に密着していましたが分刻みのスケジュールで仕事をこなしていました。
タクシー移動で青山のオフィスに向かいます。
朝の定例会議の後は「バットマンvsスーパーマン」の映画イベントに出席します。
椎木さんは楽屋に置かれている期間限定のお菓子に注目していました。
マーケティングの一環として常に情報収集は欠かせません。
その後、別のイベントの打ち合わせなどがあり帰宅したのは午後11時でした。
1日4~5件、多い時で8件もの仕事が入るそうです。
4月からは大学生活も始まり、ますます忙しくなります。
学業と会社経営の二足のわらじを履くのはとても大変なことです。
そんな彼女を支えたのは家族、特に父親の存在が大きいといいます。
父・椎木隆太さん(49)も社長でアニメなどを扱う「株式会社DLE」を経営しています。
父親からみた娘さんへの子育て論を聞いてみました。
「里佳には自由な発想・大きな枠組みの中で考え、気づき、行動するというのを大事にしていて、彼女のノビノビとした発想・大胆な行動力を大切にしてきましたね」と隆太さん。
子供にやりたいことをやらせるのが一番の教育法だといいます。
その中でも絶対に許さないことがあります。
それは「やると言ったことをやらないこと」です。
「やればチャンスがあるのをわかっていて選択しないという行動の責任は自分で取るべき」という自立を育てる考え方を持っています。
そんな会社経営の遺伝子を受け継いだ里佳さんに将来の夢を聞いてみました。
「自分と同世代を『椎木里佳世代』にしたいです、一緒に大人になって盛り上げていければ」と力強い発言をしていました。
そして2016年3月29日には10代の10代による10代のための大型イベント「超十代 -ULTRA TEENS FESー 」が千葉・幕張メッセで開催されました。
企画のプロデュースも参加するのも10代なので勢いがすごいです。
ファッションショーや音楽などの夢を実現できる参加型のイベントになっていました。
歓声が一番多かったのは藤田ニコルさんです。
「お母さんとかに自分の夢をちゃんと言ってほしい。口にして出すことは10代のうちは絶対に大切だと思うから」と藤田さん。
人生の先輩であるJOYさん(30)、IVANさん(32)もイベントを盛り上げます。
初イベントにもかかわらず来場者数は10,000人を超え大成功でした。
あなたは何世代?
各年代ごとの世代の呼び名をまとめてみました。
自分が何世代になるのかチェックしてみてください。
団塊世代(1947~1951年生まれ)
競争力が強い・政治意識が高い
ポパイ・JJ世代(1952~1960年生まれ)
人生を楽しむ・自分は自分、他人は他人の考え
新人類世代(1961~1965年生まれ)
自分の欲望に忠実・上下関係がない
バブル世代(1966~1970年生まれ)
万能感が強い・恋愛や消費が非常に多い
団塊Jr世代(1971~1982年生まれ)
同世代で格差が拡大・競争力が強い
ゆとり・さとり世代(1983~1994年生まれ)
競争力が弱い・周りの人と合わせる
バブルJr世代(1995~2001年生まれ)
やりたいことをやる・共感力がある
各世代ごとに特徴があって面白いですね。
日本の未来を背負う10代が元気なのはうれしいことです。
これからの活躍に期待したいですね。
アラフォーの私ですがバブルJr世代のようにやりたいことをやっていきたいと思います。
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