6月19日放送の「林先生が驚く初耳学」を見ました。
今回も気になった話題のみ紹介します。
テレビを見ながらのSNS
テレビを見ながらスマホを操作するのはもう当たり前の世の中になりましたね。
実際にアンケートをとったところ約6割の人がスマホを操作しながらテレビを見ていると答えました。
そんな中、恐ろしい事実が発覚しました。
テレビを見ながらのSNSは「脳機能を破壊する」というのです。
早稲田大学の枝川教授によると脳機能が破壊されて脳がうまく働かなくなると認知症と同じような状態になるのだそうです。
人間の脳は2つのことを同時に処理できない
テレビを見ながらSNSをしている状態を「マルチタスク」といいます。
マルチタスクは2つのことを同時に処理していると思いきや、ただの思い込みなのだそうです。
脳はテレビを見ている時は言葉の理解をする「ウェルニッケ野」、スマホを操作する時は言葉を発信する「ブローカ野」、その両方をしている時は「前頭前野」が働きます。
同時に処理しているように見えて秒刻みで脳の領域を切り替えているだけなのです。
長時間続けると脳の切り替えが習慣になりやすく深刻なマルチタスク状態になります。
この生活を続けるとストレスホルモンの「コルチゾール」が増えて脳細胞を攻撃し破壊します。
その結果、情報処理能力の低下を引き起こし認知症と同じような症状になる恐れがあるのです。
実際に3人の女性でIQテストをしたところ全員がマルチタスクの時の点数が低いという結果になりました。
特に女性は要注意
脳には左右の脳をつなぎいろいろな情報の橋渡しをしている「脳梁」(のうりょう)があります。
女性は男性よりも脳梁が太いので家事と育児を同時にこなすなど複数の仕事をこなすことが得意です。
しかしマルチタスクが男性より激しいため疲れやすい傾向にあります。
脳を休ませるには
脳が疲れている女性は男性よりも20分長い睡眠が必要という研究データもあるそうです。
寝る前にホットタオルなどで目を温めると視神経の緊張がほぐれ脳の疲労に効果的です。
ジンギスカンはダイエットに最適
映画の撮影で北海道に行った綾野剛さんからの問題でした。
すすきのにある有名ジンギスカン店「だるま」に行って「こんなに違うんだ」と感動したそうです。
女性にうれしいヘルシーフード
羊の肉には「カルニチン」が多く含まれていて脂肪を燃焼させる効果が期待できます。
羊の脂は融点(固体が液体に変わる温度)が44℃と他の肉や体温よりも高いので脂が体内で溶けず吸収されにくいという特徴があります。
ジンギスカン鍋で焼く理由
ジンギスカン鍋は真ん中が盛り上がった特殊な形をしています。
羊の肉は独特の臭みがあるのですが、この鍋で焼くと臭みが軽減されて美味しく焼けます。
なぜ美味しく焼けるのか林先生も初耳でした。
羊の肉を焼くと臭みが香ばしい香りに変わる「メイラード反応」が起こります。
どの鍋でもメイラード反応は起こるのですがジンギスカン鍋はすぐ高温になるので反応が起こりやすいのです。
秘密は鍋の丸い部分にありました。
鍋の裏は空洞になっていて熱い空気を対流させ熱を閉じ込めることができます。
そのためジンギスカン鍋は早く高温に達することができるのです。
鉄のフライパンと比較していましたがジンギスカン鍋のほうがすぐ高温になっていました。
ジンギスカンは専用の鍋で美味しく食べたいですね。
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