派遣の契約期間が1月末で満了になり2年弱勤めていた職場を退職しました。
センスの良いお花と美味しいお菓子、素敵なハンカチなどたくさんいただきました。
しかもお花は私のイメージに合うものを用意していただいたとのことで本当に感動しました。
旅立ちでよく使う「はなむけ」という言葉の意味は「(馬の)鼻向け」ですが「花向け」でもいいような気がします。
お別れにはお花がいいですね。
派遣という身分の私にこんなに良くしていただけるなんて本当に恐縮です。
それなのに私は配るお菓子を用意せず、ただひたすらもらうばかり。
しかもお菓子を配らなかったのは私一人だけです。
心の中で「やっちまったーーーーー!」と叫んだことは言うまでもありません。
肩身の狭い思いをしないためにも迷った時にはよく考えましょう。
退職理由と期間
退職には「自己都合」と「契約満了」の二つの理由があります。
いろいろ調べると、ここの部分で迷っている人が数多くいることがわかりました。
「契約が満了になった時もお菓子を配ったほうがいいのか」ということです。
実は私もです。
昨年の春に先輩2人が辞めたのですが自己都合でした。
今回は契約満了なので事情が違います。
私は「お菓子を配ると余計に気を遣わせてしまうかも」などと勝手に深読みし撃沈。
選択ミスのないように気をつけましょう。
後は働いた期間にもよりますね。
以前働いていた市の臨時職員の時は期間が半年と短かったのでお菓子を配ることはありませんでした。
それに比べて今回は2年弱という長い期間で働いていたにもかかわらず配るお菓子を用意しなかった私。
本当にどうかしていました。
お菓子を配るかは職場の環境による
普段から旅行に行った時のお土産などでお菓子をいただくことが多かったです。
思い返せば先輩たちが辞める時にもいろいろいただいたので、お菓子を配るべきかどうかよく考えればわかることでした。
迷ったら職場でお菓子を配る習慣があるかどうか思い出してみましょう。
職場への思い入れ
家に帰ってお花をながめながら採用された時のことをいろいろと思い出していました。
詳しい職種はお伝えできませんが、この仕事は私が学生時代から憧れていた仕事でもありました。
この仕事をやるために大学へ行って資格を取ったと言っても過言ではありません。
それだけやってみたかった仕事だったので派遣会社からこの仕事の話をいただいた時はうれしくてうれしくて興奮が止まりませんでした。
そして職場の環境は素晴らしかったです。
今まで10回以上転職を繰り返してきましたが自分史上最高に働きやすい職場でした。
思いやりのある人たちばかりなので人間関係で嫌な思いをしたことは2年弱で一度もありません。
失敗の多かった私でしたがどんな時も心温かく優しく導いていただき本当に勉強になりました。
同僚や先輩も気配りができる人が多いので、気配りのできない自分を情けなく思い落ち込んでしまうこともありました。
本当に恵まれた職場だったので感謝の気持ちでいっぱいです。
それなのになぜ自分は・・・と悔やまれます。
時よ戻れ~!辞める日の前日に。
後悔しないように迷ったら職場に感謝の気持ちが持てるかどうか確認してみましょう。
迷ったら配るのが正解
配るかどうしようか迷ったら配るのが正解!と今の私は考えます。
最後の挨拶はきちんとできましたがお菓子を配ったほうがより感謝の気持ちが伝わると思ったからです。
配らないからといって感謝していないわけではありません。
そして誰が配ったとか配らないとか細かいことを言う人もいません。
見返りを求めてお菓子をくれたわけではないことも知っています。
それでも「やっぱり配ればよかった」と後悔している自分がいます。
「やらずに後悔するより、やって後悔したほうがいい」という名言は本当なのかもしれません。
おすすめのお菓子
今回いただいたお菓子はパウンドケーキやカステラ、ガレット、ダックワーズ、マドレーヌ、チョコレート、スコーンなどで、いずれも個包装のものです。
配ることを考えると、ある程度日持ちのする個包装のお菓子がいいと思います。
おすすめはロイズの「バトンクッキー」です。
美味しいのに安くてたくさん入っています。
ヨックモックのシガールもたくさん入っていて安いのでおすすめです。
今回のことは自分の思いやりと気遣いが足りていないことを知る良いきっかけになりました。
この職場で得た知識と経験をこれからの仕事に生かしていきたいです。
ご縁があってまた将来一緒にお仕事したり、お世話になる機会があれば、その時に恩返ししたいと思います。
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