頑張っているのになかなかうまくいかない、このままでいいのかなと焦りを感じる、そんな不安を抱えている人はいませんか。
今回はももせいづみさんの『必ず願いがかなう 運と幸せがどんどん集まる「願いごと手帖」のつくり方』を紹介します。
手帖に願いをたくさん書くだけで幸運が舞い込む・願いが叶う、そんな不思議な体験をしてみましょう。
手帖の魔法と叶う理由
著者のももせさんも初めて話を聞いたときは半信半疑でした。
友人にすすめられて願いごとを30個書いたところ運が集まってきて願いが叶ったそうです。
それから手帖の魔法を信じるようになり暮らしが大きく変わって満足できるようになったといいます。
まずは願いを書きましょう。
信じることで願いは叶います。
叶う理由1.本当にしたいことがよくわかる
ポイントは目標ではなく「願いごと」を書くことです。
努力や毎日やることを増やして頑張らずに自分を認めて楽しむことが大切です。
叶う理由2.今ある幸せに気づく
たくさん願いを書き出すと忘れた頃に叶っていたりすることがあります。
書かなくても叶う願いもあるかもしれないけど、あえて書くことで幸せの種に気づき願いが叶った時の充実感を得られます。
まずは自分の中の小さな願いを叶えるところから始めましょう。
叶う理由3.運を集めるクセがつきチャンスを逃さない
小さな願いをたくさん叶えると自信がつき大きな願いも叶えられるようになります。
願いごとを書いて意識することでチャンスに気づき行動を起こすきっかけになります。
願いを受け取る準備や心構えができると運が回ってきます。
手帖の作り方 準備編
願いを書くコツ
周りを見渡して欲しいもの・足りないものを書く
例:「花柄のテーブルクロス」「焼き魚用にぴったりのお皿」など
頭からつま先までの間で欲しいものを確かめてみる
例:「割れないきれいな爪になる」「はきやすい通勤用の靴」など
家族・友達・周りの人でこうなったらいいと思うことを書く
例:「夫の体調が良くなる」「息子にぴったりの進路が決まる」など
仕事・趣味・地域活動でこうなったらいいと思うことを書く
例:「パートの時給が上がる」「ブログのアクセス数が増える」など
大きな願いは「身・知・社・財・心」で考える
(身⇒健康・体、知⇒知識・経験、社⇒地位・資格、財⇒お金、心⇒充実・満足感)
手帖がうまく使えない人・使える人
防衛型
考える前からいろいろ想像して「できない」「無理」とあきらめてしまいます。
実は今の暮らしを変えたくないと思っているのかもしれません。
願いをあきらめたり、手の届かない願いを妄想して現実から逃げていると今の生活や家族への不満がたまり幸せを見逃してしまいます。
まずは叶えられそうな小さな夢を考えましょう。
無限型
将来の夢があり目標達成に向かって頑張りますがステップアップばかり考えると今のささやかな幸せを見落としてしまいます。
達成したのに思ったより楽しくない時もあり、さらに頑張ってしまいます。
将来の姿を自分で決めてしまうことに問題があります。
思いがけない展開を期待してチャンスを狙いましょう。
棚ぼた型
願いを叶える理想形です。
大きな願いも小さな願いも叶った時の喜びは同じと考えられる人です。
小さな願いをたくさん叶えてうれしい気持ちを貯金すると、いつの間にか大きな願いも叶います。
身の回りのやりたいことを見つけて楽しむと運が集まってきます。
手帖の作り方 実践編
用意するもの
お気に入りで長く使えそうな手帖、3色ボールペン
気に入った手帖を買う
ノートの切れ端やスケジュール帳の余白などは使わずに、大切に使えるものを一冊用意します。
家にある人は買わなくてもいいです。
願いごとを書く
願いを思いつくまま書いていきましょう。
後から書き足すこともあるので1~2行空けておきます。
コツ① 気がついたらそうなっていたという棚ぼた式で書く
突然現われるチャンスや偶然を期待しましょう。
どうなるのが自分にとって一番うれしいかを考えて書きます。
無理に頑張らず幸せな気持ちを感じることが大切です。
コツ② 障害・限界は考えない
願いを妥協せずに自分の素直な気持ちで考えます。
怖がらずにのびのび書いてみましょう。
コツ③ わかりやすく具体的に
後から見て願いが叶ったか確認できるようにわかりやすく書きます。
具体的に書くことでより幸福感が強まります。
コツ④ 自分が持っているものを有効利用する
自分の得意なこと・大好きなことをフル活用します。
無理して新しいことに挑戦する必要はないです。
コツ⑤ 努力する願いは楽しいこととセットで
願いを叶えた後のことを想像して自分へのごほうびとセットで書いたほうが頑張れます。
たとえ願いが叶わなくてもダメージが少ないです。
コツ⑥ 周りの人のことも書いてみる
自分だけではなく他の人の願いも叶えられるのが手帖のすごいところです。
誰かがこうなったらうれしいと思うことを書きます。
手帖のNG・OKワード
OK1.幸せな気持ちになれる言葉
楽しく・順調に・おだやかに・気持ちよく・面白いほどになど
OK2.棚ぼた式な言葉
うまくいく・舞い込む・手に入る・見つかる・~になるなど
OK3.どう叶うとうれしいかの時期を表す言葉
偶然に・ゆるやかに・ちょっとだけ・さくさくと・ひょっこりなど
NG1.主体性のない言葉
欲しい・したい・そうなるといいのに・やってもらいたいなど
NG2.あいまいな言葉
いい子・いい家・いい仕事・何か楽しいこと・もっといい暮らしなど
NG3.誰かが不幸になる言葉
病気になる・いなくなる・嫌われる・失敗する・別れるなど
手帖の作り方 完成編
手帖の魔法を信じて待つ
願いを書いたら大切にしまっておきましょう。
焦りは禁物なので気長に待ちましょう。
願いはいつでも追加してOKです。
叶った願いに印をつけ日付を入れる
叶っていたらラッキーくらいの気持ちで開きましょう。
たまに見直すと願いごとが再び頭に入り叶いやすくなります。
叶えたいからと毎日手帖を開いても意味がありません。
毎日楽しく過ごすほうが願いが叶いやすいです。
ももせさんは黒で願いを書き、赤で印と日付を書いています。
はんこを押したり、マーカーでラインを引いたりアレンジは自由です。
叶った時の状況を書いておくともっと楽しい気分になれます。
年に一度の記念日メンテナンスをする
誕生日や大みそかなど年に一度は開く日を決めて願いを確認しましょう。
叶ったかどうかわかりにくい願いに○をつけてみる
おだやかに暮らせる、家族関係がよくなるなど抽象的な願いは叶ったかどうかわかりにくいです。
振り返ってみてOKだと思ったら○をつけましょう。
別の形で叶ったものがあれば書き加えてみる
○ではないけれど似たようないいこと・できるようになったことがあれば書き加えてみましょう。
例:煮込み料理が得意になってビーフシチューが作れるようになる
⇒豚の角煮は作れるようになったので次はビーフシチューを作る
一区切りの線を引き叶った願いを数える
メンテナンスしたところに線を引いて新たな願いを書き足していきましょう。
見直した時にその年どんなことを考えていたかわかるので楽しいです。
ずっと昔に書いたことが叶っていたりするのもうれしいものです。
叶った願いだけを数えて喜びましょう。
大きな願いを叶えるパワーアップ術
叶えたいのに動きのない願いを叶える方法を紹介します。
3アクション
- 叶えたい願いを一つ別な場所に書く
- 叶えるために今すぐできる行動を3つ考えて書く
- そのまま手帖を閉じて普通に生活する
自分の中で何かを始めるための優先順位がわかっているので考えた後何もしなくてもOKです。
運気の流れに逆らわずに自分のペースで進めてください。
無理に努力しないで叶う時が来るのを待ちましょう。
ウイッシュサークル
願いごと手帖を広めて友達や家族と一緒にみんなで願うと実現することがあります。
お互いに応援して叶った願いを共有するとやる気が出て前向きな仲間が集まるようになります。
オープンウィッシュ
日常会話や年賀状、ブログやホームページなどで自分の願いを公開しましょう。
探していたものが見つかったり、誰かの知恵で解決したり、情報が集まることで願いが叶いやすくなります。
ただし誰かが関わる願いや時間をかけたい願いは公開せずに心の中にしまっておきましょう。
自分の資格ややりたいことを宣言するだけで仕事が舞い込んだり、賛同してくれる人が現れたりします。
他にも手帖を書いている人の体験談や幸せになるためのコラム、スケジュール管理術などが満載です。
ちなみに私も願いごとを書いてみましたが150個近くになりました。
物欲だらけですが、それでもいいらしいので楽しんで書いています。
一緒に実践して願いを叶えていきましょう。
新しい本が出版されているようです。
ぜひ参考にしてみてください。
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