「白熱ライブビビット ~ビビットFOCUS~」のコーナーを見ました。
テーマは「避難生活の知恵」です。
現在、熊本県内での避難生活者は約9万4,000人以上といわれています。
地震発生後だけではなく避難生活にも命の危険が数多く隠れています。
今回は地震でやってはいけないこと、避難生活を乗り切る方法を紹介します。
命を守る注意ポイント
避難生活は長期化する可能性があります。
被災した時にどのように行動すればいいのでしょうか。
教えてくれるのは阪神大震災を経験した危機管理アドバイザーの国崎さんです。
ポイント1.非難する時はブレーカーを落とす
避難する時は停電していても復旧した時に電化製品のスイッチがオンになり、そこから火災が発生してしまうこともあります。
これを「通電火災」といいます。
阪神大震災の火災の約6割が通電火災によるものだったそうです。
ポイント2.エコノミークラス症候群に気をつける
エコノミークラス症候群とは足(特にふくらはぎ)の静脈の血液が固まってしまう症状のことです。
通常は海外旅行などで長時間同じ姿勢で座っている人がなりやすいといわれています。
熊本の震災でも10人がエコノミークラス症候群と診断されました。
その10人に共通していたのは全員が「車中泊」だったということです。
「体を動かす」こと「水分を十分にとる」ことでエコノミークラス症候群を防ぐことができます。
できるだけ体を動かしてストレスを解消していきましょう。
とても参考になる!防災ブック「東京防災」
東京都で2015年9月に都民に無料で配られた防災本です。
街頭インタビューで聞いたところ読んでいない人が多かったのですが、いざという時に役立つ情報が盛りだくさんなので読まないのはもったいないですね。
非常用持ち出し袋の準備方法やケガの処置の仕方、避難所の過ごし方などがイラスト付きで詳しく書いてあります。
興味深いのは「身近な素材の活用術」という項目です。
「ペットボトルと懐中電灯でのランタンの作り方」や「単3電池を単1電池に変える方法」「赤ちゃんのオムツの作り方」などたくさんの豆知識が載っています。
2016年3月30日からは電子書籍として無料でダウンロードできるようになりました。
前もってダウンロードしておけばネットにつながなくても見られます。
読んでみましたが家に備蓄する食品が足りないことに気がつきました。
スーパーで買ってストックしておこうと思います。
ポリ袋で調理する「パッククッキング」
ポリ袋で簡単にお米を炊くことができます。
用意するもの
お米・水(お米の1.5倍)・ポリ袋・ガスコンロ・鍋
作り方
- ポリ袋にお米と水を入れて30分浸水させる
- 鍋に水(川、井戸、湧き水でもOK)を入れてガスコンロで沸騰させる
- 沸騰したら弱火にしてお米の入ったポリ袋を入れる
- 30分温めたらできあがり
ふりかけを入れて丸めればおにぎりになりますし、茶わんに入れてポリ袋をかぶせて食べれば洗い物が出ません。
ポリ袋に入れたまま炊くので鍋の中のお湯も汚れず次の日も使えます。
ネットでレシピもたくさんありますよ。
⇒いざというとき役立つ!ポリ袋に入れて調理する「パッククッキング」レシピ
興味のある人は試してみてくださいね。
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