8月4日放送の「白熱ライブビビット ~ビビットFOCUS~」のコーナーを見ました。
テーマは「エアコン活用術」です。
夏本番になると電気代がかさむのがエアコンです。
消費電力の約6割をエアコンが占めてしまいます。
ずっとつけたままにしておくと冷えを感じたり体調が悪くなってしまう人もいるようです。
今回は節約もできて快適に過ごせるエアコン術を紹介します。
教えてくれるのは家電コーディネーターの戸井田さんです。
冷房と除湿はどちらが得なのか
エアコンの機種によってどちらが得なのかは変わってきます。
冷たい風が出てくる「弱冷房除湿」と室温と同じくらいの風が出てくる「再熱除湿」の2つのタイプがあります。
風に手をかざしてどちらのタイプか確認してみましょう。
取扱説明書にも載っています。
1時間あたりの金額は「弱冷房除湿」が4.1円、「再熱除湿」が14.9円、「冷房」が11円です。
冷えすぎて体調が悪い時
女性に多い悩みかもしれませんね。
エアコンの風は天井から壁を伝って床に広がります。
冷たい空気は下、暖かい空気は上にいきます。
この寒暖の差が体調不良の原因になるといわれています。
温度差をなくすためには扇風機が効果的です。
エアコンの風が一筆書きのように循環すると部屋が均一の温度になるので、風の進行方向と同じ向きに扇風機を回しましょう。
扇風機よりも効果的なのは空気を循環させる「サーキュレーター」です。
4,000~10,000円ほどで購入できます。
部屋の広さと消費電力などをチェックして利用してみてくださいね。
外出する時は電源を切る、切らない?
エアコンの消費電力は起動時が900w以上で安定時が200w以下といわれています。(6~8畳タイプの最新機種の場合)
かなり差がありますね。
1時間ほど出かける程度ならエアコンをつけたままのほうがお得です。
広い部屋や外気温が高い場合は2時間ほどつけたままでもお得なケースもあるそうです。
室外機で節電
節電というとエアコン本体ばかり気にしてしまいますが、外に置いてある室外機も節電の重要なポイントです。
日陰にする
室外機の周りが暑いと効率が落ちるので、できる限り日陰になるようにしましょう。
ただし風通しを確保しなければならないので「よしず」を立てかけてカバーするのがおすすめです。
本格的な室外機カバーもたくさんあります。
壁との距離を離す・背面を掃除する
空気の循環を良くするためにどちらも必要なことです。
室外機は重たいので一人で動かすのは難しいかもしれません。
誰かに手助けしてもらってチェックしてみましょう。
外出から帰ってきた時
帰ってきて玄関を開けた時に暑い空気がムワっとくることはよくありますよね。
部屋の温度をすぐ下げようとエアコンを強にしてガンガン冷やしていませんか。
実は意外とムダなことがわかりました。
部屋を閉め切るといつまでも熱がこもります。
温度を下げるのに効果的なのは「窓を開け10分ほど換気すること」です。
炎天下に駐車した車に乗り込む時と同じ原理です。
一度窓を開け暑い空気を入れ替えてからエアコンをつけましょう。
快適に眠るためには
それぞれのタイプ別に対処法を紹介します。
つけっぱなし派
設定温度を1~2度高めにする。(目安は28度以上)
エアコンの風を直接体に当てないようにする。
眠っている時は体温が低くなるので少し高めの室温でも大丈夫です。
体に直接風を受けるとダルくなるので気をつけましょう。
つけない派
寝る前に26度くらいで壁やシーツを冷やしておく。
扇風機を壁に当てて使うと効果的。
優しい風になり体もダルくならず快適に眠れます。
タイマー派
寝る前に少し低めの温度(26~27度)で冷やす。
外気温にもよるが3時間くらいの設定が目安。
少し長めの時間のほうが朝の起動時の電力を抑えられます。
夫婦で快適な温度が違う場合
旦那さまが「暑い」奥さまは「寒い」というトラブルはよくある話だと思います。
設定温度は寒い人に合わせて高めにしましょう。
暑い人には扇風機やエアコンの風が当たるようにすると快適に過ごせます。
どうしても合わない場合は別室で寝ることも考えましょう。
いろいろな工夫があるんですね。
私の部屋にはエアコンがないので、いろいろ勉強になりました。
みなさん参考にしてみてくださいね。
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