ニートから年収2000万!書くだけで願望が実現する方法

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今回は石田久二さんの『夢がかなうとき、「なに」が起こっているのか?』を紹介します。

願いを叶えるために必要なのはノートとペン1本のみ!

この方法で石田さん以外にも人生を大きく変えた人がたくさんいるようです。

9割の願いが叶った元ニート・石田さんの願望達成のコツを素直に実践してたくさんの願いを叶えましょう。

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願いが叶う瞬間に起きていたこと

潜在意識と意識を母親と娘に例えていた部分がわかりやすくてお見事でした。

潜在意識は母親の愛

願望が実現しない理由は潜在意識(母親)が意識(娘)を危険な目にあわせたくないと思っているからです。

潜在意識にとっての「危険」なこととは「変化」すること。

潜在意識の愛を理解して「ありがとう大丈夫」と安心・安全を伝えて感謝すれば応援してくれるようになります。

願いが叶うメカニズム

忘れたころ、諦めかけたころに願いが叶うと言われているように、願いを叶えるには悟りをひらくことが大切です。

  1. 願望を明確にする
  2. 願望に対する執着を強めてストレスをかける
  3. 誰かのためを思ったり感謝するなど力が抜けるまで執着する
  4. 力が抜けてリラックスする(悟りをひらいた状態)
  5. 願望が実現する

他にもグリム童話の「小人の靴屋」を例にした潜在意識の解説があって面白かったです。

100日で願いを叶える秘伝

石田さんがあるビジネスの成功者から極秘に教えてもらったこと、それは「願いを紙に10回書く」こと。

たった4か月でゼロから月収100万円超えを果たした知人もいるそうです。

会社を辞めた後に始めようと決心した石田さんでしたが書くことを1か月も続けられませんでした。

同じフレーズを10回書くという2分弱の単純作業なのに続けることが難しいんですね。

その4年後フリーで仕事をしていた石田さんは借金をするほどピンチな状況になりオリジナルで進化させた「1日10回書く」を実践したところブログのアクセス数が3倍になり2か月ほどで月収100万円を突破したそうです。

他にも講演や本の出版などで月収は200~300万円くらいになり育児やライフワークも充実し旅行にも行けるように。

「継続は力なり」ですね。

実践の6ステップ

いよいよ公開です!心して取り組みましょう。

ステップ1

2色ボールペンと手帳サイズのノートを用意する。

本には「秘伝ノート」が付属でついています。

ステップ2

「3つの願い」を決める。

  • 100日以降に叶うものにする
  • 否定形と形容詞を使わない
  • 完了形または進行形にする
  • それぞれ15~25字以内におさめる
  • 自分以外の誰かが幸せになることを頭の片隅に置く

ステップ3

大きく息を吸って止めながら1つ目の願いを3回書き、大きく息を吐く

ステップ4

大きく息を吸って止めながら2つ目の願いを3回書き、大きく息を吐く

ステップ5

大きく息を吸って止めながら3つ目の願いを3回書き、大きく息を吐く

ステップ6

最後にリラックスして「ありがとうございました」と1回書く

実践するためのルール

  • 6ステップを毎晩寝る前に続ける(各ページに日付と日数を書いておくといい)
  • それぞれの願いを書く時は前日の願いを見ずに書く(願いの言葉は毎日変化してもいい)
  • 丁寧に心を込めて書く(ただし一息で)
  • 「気づき」があったらノートの余白に赤字で書く
  • 100日以内に1つの願いが叶ったら、さらなる願いに変える
  • 願いが叶っても叶わなくても100日でストップする(次に書き始める時は100日以上は間を空ける)
  • 1日も欠かしてはならず忘れてしまったら最初からやり直し(万一忘れてしまったら次の日起きて1時間以内ならOK、ただし3回まで)

理論がわかれば効果は無限大

世の中には願いを叶える方法がたくさんありますが結局何をやるにしても効果は本人次第です。

頭できちんと納得した上で実践したほうが効果が上がります。

夢や目標を認識すること

次のワークをやってみましょう。

  1. 目を閉じる
  2. 部屋の中の「赤いもの」を隅々まで思い出す
  3. 目を開けて部屋を見渡し「赤いもの」を確認する

部屋の中の「赤いもの」は目に飛び込んできましたか。

今まで気づかなかった「赤いもの」まで発見できた人もいるかもしれません。

これが認識の力で人は知っているものしか見えないし、頭に思い描いていることだけを実現しています。

願望を強くイメージすると現実になるのはシンプルな仕組みだったんですね。

まずは願望を書いて認識することからスタートしましょう。

3つの願いは宇宙の数字

アラジンと魔法のランプが3つの願いであるように3という数字は別名「宇宙の数字」と呼ばれているそうです。

実際に売っている串団子はほぼ4つなのに「だんご3兄弟」が大流行。

流れ星が消える前に願いを3回言えば叶うというジンクスもあり3は人間の深層心理に訴えかけます。

流れ星以外でも不意に何かが起こる瞬間に3回言えるほど願いをインプットしていたら叶う可能性は上がります。

否定形は叶わない

次の例文を読んでみましょう。

「UFOから出てくるタコタコ星人を想像しないでください」

否定形で想像しないでくださいと言われてもタコタコ星人を想像してしまった人も多いはず。

むしろ余計に焦点が強くなってしまいます。

「貧乏になりませんように」と願うと貧乏を引き寄せてしまうので「お金持ちになる」と変化させましょう。

  • 「一生独身で過ごさない」⇒「結婚する」
  • 「太らない」⇒「やせる」
  • 「嫌われない」⇒「好かれる」
  • 「失敗しない」⇒「うまくいく」
  • 「緊張しない」⇒「リラックスする」
  • 「いじめられない」⇒「楽しい学校生活を送る」

幸せ・楽しいは幻

願望を書く時によく入れてしまうのが形容詞。

それがあると願望や目標が不明確になり潜在意識は何をどう実現させようか迷ってしまいます。

もしも形容詞が出てしまったら動詞や数値に置き換えましょう。

「幸せな」⇒「恋人ができる」(動詞)、「月収100万円を達成する」(数値)など。

目標は「SMARTモデル」で設定するのがおすすめです。

  • Specific(具体的である)
  • Measurable(測定可能である、数値化されている)
  • Achievable(達成可能である)
  • Reasonable(価値観に合う、本当にやりたいか)
  • Time(期日がある)

例「2017年以内に体重が○○キロになる」

100日以降に叶う願いにする

願いは100日以降に叶うものにします。

「10日後の試験に合格」とかは今までの積み重ねがなければ難しいです。

「100日以内に叶える」のではなく「100日間でコンディショニングする」というイメージで。

焦らずじっくり潜在意識に刷り込むのが目的です。

完了形または進行形にする

「お金持ちになりますように」と願うと希望している状況が実現してしまいます。

「お金持ちになりました」や「お金持ちになりつつあります」と書くのがいいでしょう。

自分以外の誰かの幸せも願う

他人のためという姿勢で自我がなくなると悟りを開いた状態になり願いが叶います。

潜在意識は忙しいので1回でたくさんの人が幸せになるような願いを好むそう。

まずは家族や身近な人の幸せを願うところから始めてみましょう。

願いを叶える呼吸法

石田さんいわく呼吸の質で人生が決まるそうです。

深い呼吸はリラックス、長生き、健康などの効果があります。

「息を止めている間に願いを書く」という動作はストレスとリラックスをコントロールして願いを叶いやすくします。

  • 息を止める⇒ストレス、願いに強くフォーカスする
  • 大きく息を吐く⇒リラックス、願いが叶った状態

昭和を代表する作詞家の阿久悠さんも似たような呼吸法を実践して歌をヒットさせていたようです。

願いを15~25字以内におさめるのは息を止めていられる間で書ける字数ということです。

願いは感謝で締めくくる

3つの願いを3回書いた最後の行に「ありがとうございました」と1回感謝して書くことで潜在意識は変化を受け入れてくれます。

ボクシングの村田諒太選手も冷蔵庫に「金メダルを取りました。ありがとうございます」という紙を貼って夫婦で斉唱したことでオリンピック金メダリストになりました。

努力だけではなく感謝の先取りで願いが実現するんですね。

寝る前に書くことの効果

願いを書く時間を決めておいたほうがいいですが一番のおすすめは夜です。

潜在意識は睡眠中に動き出すので実際に続けていると書いた願いを夢の中で体験することもあります。

願いの内容が夢に出てきたら実現にかなり近づいている証拠です。

正夢は本当にあるのかもしれません。

言葉は多少変化したほうがいい

願いを書く時には「前日の願いを見ずに書く」というルールがありますが言葉は毎日変化しても大丈夫です。

前日の文章を見ながら書き写すと単なる作業になってしまい潜在意識に影響を与えにくくなります。

前日の文章を思い出しながら、その時の言葉で書きましょう。

文字数も長くなるのは構いませんが息苦しいからといって雑に書いてはダメです。

心を込めて丁寧に書くことが大切です。

天の声を逃さない

毎日願いを書いていると不思議と願いを叶える方法が見えてくることがあります。

それは一瞬なので願いを書いている途中にでもノートの余白にメモしましょう。

赤色で書くと後から読みやすいです。

書いている時以外でもご飯やお風呂、トイレ、歩いている時などに天の声が聞こえることがあります。

携帯やスマホにメモする癖をつけるといいです。

ひらめきやインスピレーションを逃さずに書いたメモをしっかりと実行していきましょう。

100日以内に願いが叶ったら

途中で願いが叶ったら願いの基準を上げるか新たな願いに変えてもいいです。

ただ「願いが叶っても叶わなくても100日でストップ」「次に書く時は100日以上間を空ける」というルールは守りましょう。

願いは忘れたころに叶います。

何回か続けてノートが貯まったら昔のノートを見てみましょう。

驚くほど願いが叶っているはずです。

100日間のストレスが願望を達成する

夜寝る前に1日も欠かさず毎日書くことが絶対条件です。

書かずに寝てしまったら次の日に起きて1時間以内ならOK。

ただし朝書くのは3回までで、それ以上続くと最初からやり直しです。

毎日書くのは簡単に見えて実はすごく大変でストレスにもなります。

たまったストレスが解放されてリラックスした時に願いが叶います。

まずは100日頑張りましょう。

まとめ

全部で4章あるうちの2章まで紹介しました。

3章では願いが叶わない人の共通点や運の悪さの解説など、4章では石田さんの体験談などが載っています。

今までの引き寄せの法則本より論理的で仕組みがわかり納得できました。

なるほどと思える例え話が多くてわかりやすかったです。

厚めの本ですがすぐに読み終わりました。

引き寄せの法則の仕組みを知りたい人におすすめです。

私もこれから100日実践して願いが叶うのか試してみたいと思います。

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