10月16日放送の「マツコの知らない世界 包丁の世界」を見ました。
外国では和食のブームとともに日本の包丁が大人気なのだそうです。
外国人観光客はお土産に日本の包丁を買い、輸出額も年々増えています。
案内人は日本人より日本の包丁に詳しい外国人、ビヨン・ハイバーグさんです。
日本で包丁専門店「タワーナイブズ」を経営するビヨンさんおすすめの切るだけで料理が美味しくなる最強の包丁を紹介します。
ステンレス包丁
ステンレスの包丁は家庭向けと言われていましたが、包丁業界では変化が起こっていて、今はプロもステンレス包丁を使う時代になってきました。
よく切れる包丁は食材の断面がきれいになり、空気に当たる面積が少ないので酸化が遅くなります。
肉はフライパンと肉が完全に密着するので肉汁が出にくいというメリットがあります。
「切れ味」という言葉があるように包丁で切ることで料理の味が決まります。
堺兼近作 銀三本鍛錬 三徳包丁
肉・魚・野菜などが切れる万能包丁で家庭でよく使われているタイプです。
見た瞬間「うわっ!きれいだね~!」とマツコさん。
職人さんが素材を一本ずつ打ちのばし、丁寧に手でといでいます。
炭素と鉄を三層にして鍛錬をすることによって強度が増すそうです。
切れ味抜群なのにさびにくいのが特徴です。
にんじんで試し切りしたマツコさん。
「えーーっ!?ちょっとまって!?何にも力入れてないんだよ?!」
「びっくりするこれ!ちょっと面白くなっちゃう、いっぱい切りたくなっちゃう。すごーい!」とどんどん切っていました。
切った断面もみずみずしくて、切れない包丁で切ったにんじんとは大違いでした。
「これはもう絶対違う料理ができるよ!こんなに違ったら」とマツコさん。
プロの料理人は切れ味のいい包丁を使っているので素材の味が生かされているんですね。
鶏肉も楽々切れて「これ買います」と即決していたマツコさんでした。
多和 ダマスカス VG10 ペティナイフ
ちょっとした果物を切る時や夜食のラーメンのネギを切る時などにおすすめです。
皮を手でむいたオレンジと包丁でむいたオレンジを食べ比べていましたが「えっ・・・何で!?果汁の量が全っ然違う!」と驚くマツコさん。
よく切れる包丁で果物の皮をむくと果汁が直接口の中に広がります。
「これね、みんな面倒くさいからコレ(手でむいたオレンジ)で食っちゃうじゃない。やって!全っ然違うから!」と包丁で切ることを力説していました。
ビヨンさんのお店でオレンジを切ると美味しさのあまり、すぐにオレンジが1つ消えてしまうそうです。
マツコさんペティナイフもお買い上げです。
hagihagiさん(@hagihagi)とこの青いくまのくまちょす(命名)がご紹介するよ
欲しかったペティナイフを買いました(*`・ω・´)
多和 ダマスカス VG10ペティナイフ pic.twitter.com/0jQkQDjwnx— lika (@lika_panda) 2018年11月3日
多和 ハイス鋼 柳刃9寸
お刺身を切るのにおすすめの包丁です。
断面のなめらかさに「すっごーーーい!」と驚くマツコさん。
切れ味にも悲鳴を上げるほど驚いていました。
切れ味のいい包丁で切ったお刺身は断面がきれいなので、余分なしょうゆが吸い込まず魚本来の味を楽しめるそうです。
試食では「舌触りが本当にいい!いやーこれビックリした!こんなに包丁で変わるなんて!刺身包丁オススメ奥さん!」と通販番組くらい力強くおすすめしていました。
柵で買ってきて家で切るだけでめちゃくちゃ美味しいお刺身が食べられます。
おすすめ包丁3選
包丁マニアでもあるビヨンさんのコレクションを紹介していました。
MAC MK-40 モーニングナイフ
果物や野菜、チーズやサラミなど小さめの食材を切る時におすすめです。
刃がしなるのでネギをみじん切りにしてペーストにするのも簡単です。
トーストを切ってバターやジャムを塗るのも1本で全部できます。
朝の食卓にあると便利なナイフです。
MAC キッズキッチンナイフ
子供専用のナイフです。
指のすべり止めと丸い刃先で安全を考えた設計になっています。
刃に境界線が表示されていて切れる部分がわかるのが便利です。
子供の時から切れ味のいい包丁を使って安全に切る方法を学ぶことをおすすめします。
堺兼近作 青二鋼ダマスカス黒染め 出刃包丁
ビヨンさんがお店を経営する前に一目ぼれして貯金をして買った大切な包丁です。
「これきれいね~!何これ?!」とマツコさん。
ビヨンさんは一回も使わずに美術品として見て楽しんでいるそうです。
刃物好きなマツコさんも飽きずにずっとながめていました。
日本は世界的にいい包丁を作っているのに、包丁のよさを忘れている人が多いとビヨンさん。
包丁の切れ味で料理の味が変わることがよくわかったので、家で使う包丁をあらためて考え直してみたいと思います。
こちらもどうぞ(妹のブログです)