ダウンタウンの松本さんが企画しているアマゾンプライムビデオのお笑い番組「ドキュメンタル」に最近ハマっています。
シーズン1がすごく反響があったそうで、番組はしばらく続きそうです。
ドキュメンタルとは招待状を受け取った10人の芸人さんが自腹で100万円を持ち寄り、密室で6時間笑わせあって最後まで残った人が総取りできるというサバイバルゲームです。
優勝賞金1,000万円ってM-1グランプリやキングオブコントと同じ金額ですからね~。
100万円が自腹なのが痛いところですが、1,000万円が6時間で手に入るというのは魅力的だと思います。
今回はシーズン2をレビューします。
ネタバレありです。
出演者
ドキュメンタルが浸透してきたのか、招待状を受け取った時に知ってる芸人さんも何人かいました。
松本さんからの招待状を喜び、待っていた人、気合いを入れる人、張り切る人、その場を楽しみたい人など、もらった時の反応は人それぞれでした。
参戦する芸人さんは以下の10人です。
- ジミー大西
- FUJIWARA 藤本敏史
- 宮川大輔
- バナナマン 日村勇紀
- アンジャッシュ 児嶋一哉
- バイきんぐ 小峠英二
- 森三中 大島美幸
- 平成ノブシコブシ 吉村崇
- ダイアン 津田篤宏
- ジャングルポケット 斉藤慎二
ジミーさん、藤本さん、宮川さんは2回目の挑戦ですね。
招待状のInvitationが今回も読めなかったジミー大西さんには何か期待してしまいます。
始まる前からコントのような衣装とメイクで登場して周りからずるいと言われていました。
注目株は紅一点の大島さんです。
下ネタにも対応できそうな女子を選んでいるのはさすがだなと思いました。
松本さんに優勝候補と言われた日村さんと先輩たちから「面白れぇ奴」とお墨付きの斉藤さんにも注目です。
一番優勝できなさそうと言われた吉村さんと参加者のミスプリントと言われた児島さんはちょっとかわいそうでした。
ルール改定
自分で用意した100万円を差し引くと900万円しかもらえないことになるということで、今回は松本さんが自腹で100万円を用意し、合計1,100万円獲得できることになりました。
また、6時間で決着がつかなかった場合は笑わせた回数の多い人が優勝というポイント制が導入されました。
エピソード1
始まって早々に自然に笑ったジミーさん。
あっという間にゲームを止められて松本さんからお叱りを受けていたのが面白かったです。
2回目の出場なのに全然慣れていない天然っぷりがさすがでした。
エピソード2
ポイント制の影響もあり前半から飛ばすジミーさん。
得意の大声でツッコミを入れた児島さんは、周りから「それでは笑わない」とディスられていました。
大島さんも母乳&下着ネタをしかけますが、カウンターを受けて自爆。
その後、斉藤さん、藤本さん、吉村さんのある行動で大島さんが号泣し、別室で見ていた松本さんは爆笑していました。
イエローカードが出るたびにお互いに笑った、笑ってないの言い合いになり、都度呼び出される松本さんは忙しそうです。
笑いをごまかすために食べたり飲んだりしていた人は注意されていました。
みんな着替えたり、たんこぶができたり、後半はボケの大渋滞。
そのうち掃除機で遊びだし、下ネタが出始めます。
そして油断したメンバーの一人が思わぬ場面で脱落し、残りは9人になりました。
津田さんのおかんの写真ネタが面白かったです。
エピソード3
大島さんが男性陣と下ネタのやり取りをしている中、一人ヅラネタで攻めていく小峠さんですが児島さんとのやり取りでついに流血。
引き続きおかんの写真ネタをしかけた津田さんでしたが、カウンターを受けてしまいます。
その後、セットの中の小窓を使って顔芸をしかけた日村さんとジミーさん。
別室で見ていた松本さんはお腹が痛くなるほど笑っていました。
斉藤さんの小窓ネタに小峠さんがツッコミを入れて噛んだことで、一人脱落。
ゲームを再開し、日村さんの腹芸中に歯ぐきネタで割り込むジミーさん。
大島さんが作った甘いラーメンをジミーさんが食べて怒ったことで、また一人退場です。
津田さんと斉藤さんの言い争い中に吉村さんの謎のおじさんキャラが出現。
小峠さんのスーパーミリオネアの後で藤本さんが突然懐かしのアイスバケツチャレンジをしかけ、また一人脱落します。
この後、吉村さんと日村さんのケツバット対戦、吉村さんと小峠さんと津田さんの野球対決でピンチになる人が続出。
吉村さんと斉藤さんの言い争い中に乱入した津田さんのモノマネで、また一人脱落し残りは5人になりました。
エピソード4
残り3時間となり、私服やお面などそれぞれでネタをしかけ合います。
吉村さんと藤本さんのコラボネタが気持ち悪かったです。
流れを止めた斉藤さんの反省中に小峠さんが乱入し、ゲームは一時中断。
残り2時間となったところでボールや掃除機で遊び出し、小峠さんのアキラ100%ネタでどんどん下ネタへと進んでいきます。
ヘリウムガスのネタの後、またケガをした小峠さんを見て一人が脱落。
その後、鼻毛脱毛のワックスと洗濯バサミの乳首相撲で盛り上がるメンバー。
残り30分になり下ネタも増え、どんどん追い込まれていきます。
炭酸一気飲みで小ネタをしかけ合い、また一人が脱落。
残り16分で縄跳びやティッシュネタ、あひるのおもちゃなどいろいろな攻撃をしかけ合います。
写真ネタで一人が脱落し、残りの2人が死闘を繰り広げます。
残り10分の右往左往している様子が面白かったです。
2人とも力を出し尽くし、ついに優勝者が決まりました。
感想
シーズン1は優勝者が決まらなくて見終わった後にモヤモヤしたのですが、今回は完全決着したのでスッキリしました。
前回は全員吉本の芸人さんでしたが、今回は他事務所の芸人さんもいるバラエティ豊かな顔ぶれでした。
割とゲラの人が多かったように思います。
冒頭のメンバー紹介で大島さんの家は口座が夫婦で別とか、小峠さんが実はゲラという細かい情報も知れて面白かったです。
集中力が途切れた時が一番面白いと松本さんが言うように、何でもないことで笑ってしまう場面がいくつかありました。
男性が多いせいか、どうしても体を張る芸が多くなりがちですね。
ラストは攻撃の嵐で、松本さんは歴史に残る面白さと健闘を讃えていました。
笑いというよりバイオレンスな感じでドリフのような懐かしさもありました。
ぬいぐるみを殴ったり、食べ物を粗末にしてみたり、今のテレビで放送したらきっと視聴者からクレームが入ることでしょう。
まさにネットでしか見られないお笑いだと思います。
現場は異様な雰囲気なので力を出し切れなかったり、もう出たくないと言っていたメンバーもいました。
それくらい緊張感があって過酷で壮絶な現場なんですね。
戦いを振り返って、俺はこういうのが見たかったんだと思い出し笑いをしていた松本さん。
追い込まれた時の芸人さんのパワーは本当にすごくて爆発力がありました。
好きな芸人さんが早い段階で脱落してしまったのは残念でしたが、個人的にはあちこちで出てくるジョイマン高木さんの写真ネタがツボでした。
テレビでは見られない刺激的な笑いを求めている人、下ネタ大歓迎な人におすすめです。
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