ディズニー映画「アリスインワンダーランド」あらすじ・感想

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7月1日に放送していた「アリス・イン・ワンダーランド」(2010年公開)を見ました。

あらすじと登場人物などをまとめてみました。

ネタバレありです。

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あらすじ

小さいころ同じ不思議な夢を何回も見てきたアリスは13年経ち19歳になっていた。

最愛の父親を亡くしたアリスはあるパーティーに出席していた。

それは母と姉が内緒で計画していたアリスの婚約パーティーだった。

御曹司の彼からプロポーズを受けとまどうアリス。

そこへ突然チョッキを着た白うさぎが現れアリスはプロポーズを保留にして逃げ出してしまう。

うさぎを追いかけ木の根元の穴に転げ落ちるとそこは不思議の国。

小さいころに見た夢の中とは違って不思議の国は女王に支配された暗い世界だった。

そして預言書には自分がこの国を救った「救世主」であると書かれていた。

最初はとまどっていたアリスもたくさんの仲間と出会い女王に立ち向かっていくことになる。

主な登場人物

アリス・キングスレー(ミア・ワシコウス)

主人公の女の子。

好奇心旺盛でいつも奇想天外なことを考えている。

原作では6歳前後の設定でしたが、この物語では大人の女性になっています。

マッドハッター(ジョニー・デップ)

見た目が派手な帽子屋。

アリスと一緒にお茶会をしているところを女王の手下に見つかり捕まえられてしまう。

赤の女王(ヘレナ・ボナム=カーター)

頭の大きい自己中な独裁者。

ムカつくとすぐに処刑してしまう気分屋。

妹のほうが愛されてきたことにトラウマを感じている。

白の女王(アン・ハサウェイ)

赤の女王の妹。

アリスの味方で心優しいが少し変わった面も持っている。

白うさぎ

時計を持ってなぜかいつも急いでいる。

アリスをワンダーランドへ導いた。

チェシャ猫

宙に浮かんだり消えたりする不思議な猫。

トトロに出てくるネコバスに似ている。

アブソレム

不思議の国の主的存在であるイモ虫。

アリスに必要なことを教えてくれる。

感想

とにかく映像とCGが素敵です。

カラフルでディズニーらしさが感じられます。

監督は「バットマン」「シザーハンズ」などで知られる鬼才ティム・バートン監督です。

彼のファンの人たちの口コミでは「いつものティム・バートンらしくない」ともっと奇想天外な内容を期待していたようですが、私は詳しくないので普通に楽しめました。

そして原作ともだいぶかけ離れているので別物と考えて楽しんだほうがいいです。

ジョニー・デップの3枚目な役どころも良い味出してます。

誰だかわからないくらいメイクが濃いです。

ジョニー・デップ演じるマッドハッターが口癖のように「カラスと書き物机はなぜ似ている?」というナゾかけをしてくるのですが私には意味がよくわかりませんでした。

私が好きなシーンはアリスが怪物ジャバウォッキーと戦うラストの場面です。

怪物が出てきた瞬間にアリスは「ありえない!」と言いますがマッドハッターは「君がそう信じるならね」と返します。

やる前から「無理」「ありえない」と考えている人たちへの応援メッセージのような気がしました。

アリスが小さいころ夢に見ていたのは実は現実であったこと、そして「ワンダーランド」というのは聞き間違いで「アンダーランド」だったことなどが後に明らかになり感動の場面もありました。

この世とは一体何なのか、夢とは何か、現実とは何かを深く考えさせられる作品でした。

アリスがどんどん成長して責任感が強くなっていく姿も良かったです。

2016年の7月1日から続編となる「アリス・イン・ワンダーランド 時間の旅」が公開となったようです。

気になる人は先に予習をして見に行ってみてはいかがでしょうか。

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