自分の好きなことだけして生きられたらどんなにいいかと思ったことはみなさんもありますよね。
私もよくそんな妄想をしています。
今回は人気心理カウンセラー・心屋仁之助さんの『「好きなこと」だけして生きていく。』から自由な人生を生きる方法を学びます。
やりたくないことをやめて幸せな生活を送りましょう。
頑張らなくても価値はある
著者の心屋さんもサラリーマン時代はがむしゃらに頑張って会社に通っていました。
一生懸命頑張れば報われると思っていましたが、その結果人間関係が壊れてしまいました。
頑張らなければ好きなことができないと思っている限り報われることはありません。
頑張るのをやめて自分を認めると自然体で楽しめて成果が上がります。
自分が自分を認めると周りも認めてくれます。
助けを求めれば協力者が現れ自分一人の時より何万倍ものパワーが得られます。
今すぐ頑張るのをやめて好きなことだけしましょう。
好きなことをして生きると幸せになる
人生は一度きりなので、この世に生まれたからには好きなことをして生きたいですよね。
心屋さんは歌手ではありませんが大舞台で毎年「心屋感謝祭」というライブを開催しています。
心屋さんが好きなことをすることで周りの人たちは背中を押され「やりたいことをやる勇気」を持ち人生を切り開いていきます。
不思議なのは気分の上がることをして幸せになるとなぜかお金が入ってくるということです。
働いた分以上の豊かさや思いがけない収入を手にできるのはうれしいですね。
本当のお金持ちは人生を楽しみ豊かに暮らしています。
仕事を好きなことに変えて豊かさを受け取りましょう。
まずは「スイーツを食べる」「テレビを見る」など自分のできる範囲で好きなことをしましょう。
小さな好きなことをしていると大きな好きなこともできるようになります。
一点注意ですが好きなことの中にはスポーツの練習などの下積みも含まれます。
他人からみて大変そうだと思えることでも好きなことなら楽しめるはずです。
楽しめない場合は本当に好きなことではないのかもしれません。
好きなことをして生きる考え方
「好きなこと」と「楽なこと」は似ているようで違います。
好きなことをするためには安定や収入を手放したり地位や名誉を捨てたり自分にとって一番嫌なことをしなければなりません。
また周りからの批判や非難、嫉妬、恐れなどを受け入れる覚悟も必要です。
それに比べて楽なことは周りから嫌われることを避け妥協や我慢をしている状態です。
みなさんはどちらの生活を選びますか。
収入や生活に不安を感じて好きなことを我慢するのはもったいないです。
まだ見ぬ未来を悪く考えず好きなことも嫌なことも受け入れて人生を楽しみましょう。
みんなが好きなことをしても世の中は成り立つし、責任を果たすために我慢をしても幸せにはなれません。
自分の考え方を変えると奇跡のようなできごとが起こったりします。
遊んでお金が入ってきたり、嫌な上司がいなくなったり、仕事をサボったのに契約が決まったり、わがままが全部通ったり、玉の輿に乗れたり。
明るい未来を信じてまず好きなことを始めると現実が動き出します。
好きなことをして生きるコツ
自分はすごい人間だと思い込むことが好きなことをして生きるコツです。
心屋さんも「自分はすごい」と思うことで本が一気に売れ出しベストセラーになったそうです。
自分の才能や魅力を認めると、それにふさわしいできごとや結果が引き寄せられます。
考え方を変えると人の目が気にならなくなり評価が上がります。
最初は頑張らないことを頑張ってもいいのです。
もっと人に迷惑をかけて自由に生きましょう。
迷惑を「お互いさま」と考えると自分にも周りにも優しくなれます。
迷惑を引き受け謝る覚悟も必要です。
自分の一番弱いところをさらけ出して助けてもらうのも好きなことをするコツです。
お互いに支えあい、与え受け取ることを楽しめば人生は豊かになります。
好きなことをすると周りに宣言するのもいいですね。
優等生やいい人をやめてみましょう。
妬みや中傷、非難されても戦わずに無視します。
好きなことがない人へ
好きなことがわからない人が結構多いです。
損得や正誤で考えず「やっぱり~が好き」という感情があれば、それが本当に好きなものです。
好きなものに理由はありません。
恥ずかしさや諦めから好きなことを隠してしまう人もいます。
自分の可能性を信じず「絶対無理」と自分を納得させて諦めるのは安全かもしれませんが寂しい気もします。
中には大好きの裏返しで大嫌いになってしまう人もいます。
許せないもの、腹が立つものの中に好きなことが隠れていることがあるので観察してみましょう。
「一生お金に困らず誰からも嫌われないとしたら何がしたいか」「小さい頃何がしたかったのか」を考えてみるのもいいです。
やりたいことを好きなだけ並べて全部やってみましょう。
自分にとってあり得ないことをすると世界が変わりミラクルが起きます。
まずは小さなやりたいことから実現してみましょう。
どうしてもできなければ無理をする必要はありません。
何を選んでも最後には良くなります。
未来を心配して行動に移せない人がいますが、好きなことを我慢しても将来手に入るかどうかわかりません。
自分の可能性を信じて心配事は起こってから考えましょう。
感想
好きなことをできない人は親の影響を受け過ぎているのかもしれないと思いました。
アダルトチルドレンとも少し関係がありそうです。
頑張らない、人に任せていい、我慢しない、好きなことだけしていい、嫌なことはやめる、人に迷惑をかけてもいい、人の期待に応えなくていい、いい加減で自己中でもいい、もっと自分に優しくてもいい、頑張らないことを頑張ってもいい、ありのままの自分を認めるなどキーワードを拾っていくとアダルトチルドレンの克服の過程によく似ています。
親から「頑張りなさい」「世の中は甘くない」と教えられて自分で試練やハードルを作ってしまう、親に好きなものを否定されて自分の好きなものが言えなくなりわからなくなってしまうなどのエピソードは自分も経験していたことだったのでよくわかります。
もう大人なので他人から自分の価値を認めてもらおうとせずに自分で自分の価値を認めていきたいと思います。
「迷惑をかけまいと頑張る人が一番迷惑」という内容は心に刺さりました。
一人で仕事を抱えて頑張り過ぎてしまうことが過去にあったので気をつけていきたいと思います。
これからは周りの人の能力を信じて優しさを受け取り感謝していきたいです。
「人生は人が思うよりずっと甘くて優しい」というフレーズに心が和みました。
もっと肩の力を抜いて生きてもいいのかもしれませんね。
いろいろと考えさせられました。
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