11月16日放送のアメトーーク!「本屋で読書芸人」を見ました。
2016年に引き続き代官山の蔦屋書店でロケが行われていました。
メンバー
ピース・又吉直樹さん、オアシズ・光浦靖子さん、メイプル超合金・カズレーザーさんの3人の他に、初参戦で東野幸治さんが登場していました。
東野さんはインスタグラムで本を紹介するほど実は読書好きなのだそうです。
プロレスやゴルフなど別な趣味にハマっている若林さんは今回欠席でした。
今年読んだお気に入りの本
東野幸治さん
全裸監督
「人生死んでしまいたいときには下を見ろ!おれがいる。」というキャッチコピーの本です。
AVの帝王・村西とおる監督の波乱万丈の人生が描かれています。
蜜蜂と遠雷
カズレーザーさんも「超面白い」と言っていました。
マンガ「ピアノの森」の小説版のような感じでピアノコンクールを舞台にした青春物語です。
文章で音が聴こえてくるような描写になっています。
本屋大賞ノミネート作品です。
ルビンの壺が割れた
元カレとのフェイスブックのやり取りだけを描いた作品です。
ドキッとするような内容でもう一度最初から読み直したくなるそうです。
1時間半~2時間くらいで読めます。
明るい夜に出かけて
お笑いコンビ「アルコ&ピース」のオールナイトニッポンのリスナーどうしの交流を描いた作品です。
東野さんが嫉妬してしまうほど番組の細かいところまで描写されています。
R帝国
又吉さんも選んでいました。
蛍原さんが以前に紹介した「教団X」と勘違いするくらい表紙のデザインが似ています。
近未来の独裁国家R帝国を舞台にした物語です。
紀州のドン・ファン
「美女と付き合いたい」という願いだけで大金持ちになった実業家の半生を描いた作品です。
ナンパテクニックがめちゃめちゃ面白いそうです。
光浦靖子さん
i
以前に紹介した「サラバ!」の後の新作です。
又吉さんも選んでいました。
アメリカ人の父と日本人の母の養子になったシリア人の女の子の物語です。
世界の悲しいニュースを見るたびに「自分だけが幸せでいいのか」と疑問に思い自分を追い詰めてしまいます。
臣女(おみおんな)
浮気を知った妻が奇病にかかり、体が巨大化していく物語です。
島清恋愛文学賞受賞作品です。
ピンポン
いじめられっ子の男子中学生が卓球をきっかけに地球の未来を救う試合に臨む物語です。
罪の声
「これは面白い」と東野さんも推していました。
未解決の「グリコ・森永事件」を推理した物語です。
作者の塩田さんは元新聞記者なので描写が細かいです。
又吉直樹さん
ビニール傘
大阪で暮らす若く貧しい男女の物語です。
描写がリアルで読みやすいです。
成功者K
ある朝目覚めて有名人になっていた主人公Kの物語です。
作者の羽田さん本人の実話なのか作り話なのか分からない部分で楽しめます。
表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬
読書芸人のオードリー・若林正恭さんが書いたキューバ旅行3泊5日のエッセイです。
登場人物がチャーミングでキューバに行きたくなるそうです。
しんせかい
「北の国から」の倉本聰さん創設の「富良野塾」の出身である作者の山下さんが自身の経験をもとに書いた物語です。
農作業をしながら稽古に励んだ2年間を描いています。
ゆらぐ玉の緒
読書芸人の光浦さんでも「難しかった」という短編集です。
又吉さんが大好きな本で説明中に珍しく興奮していました。
わからない言葉は辞書で調べながら読むそうですが、調子のいい読書ゾーンの日は意味がすごくわかるそうです。
カズレーザーさん
応仁の乱
教科書にも出てくる応仁の乱をわかりやすく説明した本です。
カズレーザーさんいわく「室町時代に始まった11年間の戦争はややこしくて地味」だそうです。
サピエンス全史
カズレーザーさんが東野さんにすすめられて読んだ文化人類学の本です。
ホモサピエンスはなぜネアンデルタール人に勝ったのかなど、人類が誕生して繁栄するまでの道のりを面白く紹介しています。
ムー公式 実践・超日常英会話
英会話の実用書ですが、例文は秘密結社やUFOなどムーならではの面白いものが多いです。
妻に捧げた1778話
作者の眉村さんが余命一年の妻のために毎日書いたショートストーリーです。
最終話は亡くなられた日の話でめちゃくちゃ泣けるそうです。
カズレーザーさんは15年ぶりに泣いたそうで、実際に最後だけ読んだ光浦さんもすぐ泣いていました。
次回に続きます