映画「君の名は。」あらすじ・感想・主題歌 聖地巡礼とは

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今話題になっている新海誠監督の映画「君の名は。」を観てきたのでレビューします。

ネタバレを含みますので、ご注意ください。

前から気になっていてやっと観ることができました。

興行収入もどんどん伸びているようですね。

場所は札幌シネマフロンティアです。

木曜日の19:10~の回でしたが平日のせいか思ったより空いていて中央あたりの席で両隣も空いていて快適でした。

レディースデーだったのでお得に観られます。

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あらすじ

1,000年に一度のティアマト彗星の接近が一ヶ月後に迫る日本。

山奥の田舎町に暮らす女子高生・三葉は毎日ゆううつな日々を過ごしていた。

家系の神社の風習、父親の選挙運動、狭い町ならではの周囲の噂話などに嫌気がさし都会に強く憧れていた。

そんなある日、三葉は東京の男子高生になった夢を見る。

一方、東京で暮らす男子高生・瀧も知らない田舎町で女子高生になっている不思議な夢を見た。

知らない誰かの一日を過ごす「奇妙な夢」は繰り返されたが周囲の人達の反応や記憶喪失になっていることから、やがて二人は気づく。

「これってもしかして(私たち/俺たち)は夢の中で入れ替わってるー!?」

性別も環境も全く違う入れ替わりに戸惑いながらも瀧と三葉は少しずつ現実を受け止めていった。

二人は入れ替わっている間のルールを決め、元の身体に戻った後に困らないよう日記を残すことにした。

スマホのメモを通してのやりとり、時にはケンカをしながらも、お互い入れ替わりを楽しみながら過ごしていた。

次第に打ち解けていった二人だったが、その入れ替わりは長くは続かず突然途絶えてしまう。

自分たちの特別なつながりに気づいた瀧は記憶を頼りに三葉を探す旅に出る。

しかしそこには意外な事実が待ち受けていた。

果たして二人は会うことができるのだろうか。

登場人物

立花瀧(神木隆之介)

東京に暮らす男子高生。

イタリアンレストランでバイトをしていて同僚の奥寺先輩に好意を寄せている。

絵が得意で建築に興味を持っている。

宮水三葉(上白石萌音)

山奥の田舎に暮らす女子高生。

妹と一緒に宮水神社の巫女を務めている。

母を亡くし町長の父は家を出ている。

小学生の妹と祖母の3人暮らし。

小さな町に嫌気がさし東京での暮らしに憧れている。

宮水四葉(谷花音)

三葉の妹で小学4年生。

しっかり者で祖母や三葉と一緒に家業の神社を手伝っている。

宮水一葉(市原悦子)

三葉の祖母で宮水神社の神主。

三葉の母である娘・二葉を亡くし三葉の父が家を出た後、孫の三葉と四葉を育ててきた。

勅使河原克彦(成田凌)

三葉の同級生でオカルト好きの機械オタク。

あだ名は「テッシー」。

休日には建設業を営む父の手伝いをしている。

三葉のことが気になっている。

名取早耶香(悠木碧)

三葉の幼なじみの同級生で親友。

あだ名は「サヤちん」。

穏やかな性格で勅使河原に好意を寄せている。

藤井司(島崎信長)

瀧の同級生でクールなメガネ男子。

瀧と同じく建築に興味がある。

高木真太(石川界人)

瀧の同級生で大柄でサッパリした性格。

放課後に瀧や司と一緒にカフェ巡りをしている。

奥寺ミキ(長澤まさみ)

美人でおしゃれな大学生で瀧のアルバイト先の先輩。

瀧も含めた男子たちの憧れの存在。

主題歌

楽曲はすべてRADWIMPSが担当しています。

「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」の4曲です。

聖地巡礼

聖地巡礼とは映画・小説・アニメ・ドラマなど熱心なファンが舞台となった土地や建物などを聖地と呼んで訪れることをいいます。

情報番組で劇中のいろいろな場所と実際の場所を比較していましたが細かいところまでそっくりで本当に驚きました。

画像が重たいのでリンクは貼りませんがネットでもファンの人たちの撮影した写真をもとに比較しているサイトがいくつかあるので気になる人はチェックしてみてください。

感想

2年以上かけて製作した、この映画の最大の魅力は圧倒的な映像の美しさです。

とにかくきれい!

吸い込まれそうな星空、月明かり、輝く太陽、木漏れ日、流れる雲、降りしきる雨、たそがれ時の夕日。

写真かと見間違うほどリアルで、どの景色もため息が出るほど美しいです。

映像だけなのに風を感じるような実写に近いアニメになっています。

どうしてこの映画がそんなに人気なのかわかった気がしました。

そして主役の瀧くんを演じた神木隆之介さんがハマリ役だと思いました。

神木さんが新海監督の大ファンだということもあって、かなり瀧くんに溶け込んで自然な感じで演技されていました。

特に三葉と入れ替わった時の演技力が素晴らしいです。

女の子になっているのがちゃんとわかるんですよね。

業界では神木さんが出演した映画は必ず大ヒットするという噂もあるそうなので、この映画もきっとランキングの上位になることでしょう。

RADWIMPSの楽曲も映画にぴったりですごくよかったです。

重要なシーンでは必ず曲が流れてきて物語を邪魔せず心地よく盛り上げます。

曲は映画と同時進行で1年半以上かけて製作したそうなので合わないわけがありません。

時系列が複雑で頭の中で整理しながら観ないといけないので理解が少し難しい部分もありました。

2回見るともっと物語を深く味わえそうなので機会があればもう一度観てみようと思います。

結論からいうとハッピーエンドなのですがエンディングで今後が気になる場面もあり次回作を期待したいところです。

みなさんも新海ワールドに入って不思議な世界を体験してみてはいかがでしょうか。

きっと心に響く何かが見つかるはずです。

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