今日はバレンタインデーですね。
私は実家に行って父親にチョコレートをあげてきました。
M.O.F.セレクションボックス
先週行ってきたサロン・デュ・ショコラで手に入れた有名ショコラティエのセレクションボックスです。
左側のストライプのほうですね。
箱に書いてある「M.O.F.」というのはフランス国家最高職人のことで、優れた技術を持ったショコラティエだけに与えられる称号です。
その称号を持ったショコラティエのチョコレートだけが入っているアソートです。
サロン・デュ・ショコラ札幌
マツコの知らない世界でチョコレートが紹介されていてサロン・デュ・ショコラには絶対行こうと決めていました。
札幌では丸井今井百貨店で1月31日~2月14日の17時まで開催されています。
私は初日に行って会場に着いたのが開店から30分くらいだったのですが、すでに長蛇の列ができていて買うまでに1時間くらい並びました。
最後尾の看板を持った店員さんの話によると、開店前からお客さんが並んでいて開店と同時に走って売り場に入ってきたそうです。
すごい迫力です。
入荷待ちと売り切れが続出でした。
つい最近行った人の話では有名ショコラティエのチョコレートはほぼ完売だったそうです。
M.O.F.セレクション感想
せっかく並んだので私も同じものを買って食べてみました。
やっぱり市販のチョコレートとは違いますね。
ジャン=ポール・エヴァン「M.O.F.」(左)
ガナッシュが濃厚です。
フランボワーズの甘酸っぱさが広がった後に黒こしょうとバジルの香りがほんのりきます。
初めて食べた味ですごく面白いです。
甘いのにちょっとスパイシーな大人の味わいで不思議なおいしさです。
フレデリック・アヴェッカー「プロヴァンサル」(右)
表面の水玉デザインがかわいいです。
アーモンドキャラメルのような香ばしいプラリネとアプリコットのジュレが合います。
サクサクとトロトロが口の中で一緒になって濃厚でおいしいです。
説明にはラベンダー風味と書いてありましたが、あまり気づきませんでした。
オリヴィエ・ヴィダル「カシス」(左)
表面のカシス色が宝石みたいにキラキラできれいです。
食べるのがもったいないくらいです。
最初にまずカシスの甘酸っぱさがガツンときます。
あまりのフレッシュ感に驚きました。
後からチョコレートと生クリームの甘さがほんのりきます。
アルノー・ラエール「フォリー」(右)
カリカリキャラメルがものすごく香ばしいです。
フルールドセルと呼ばれる天然塩の味がピリっと効いてキャラメルの甘さを引き出しています。
薄くてシンプルな見た目と違って濃厚です。
キャラメル好きな私にはたまらない味わいでした。
札幌の会場ではアルノー・ラエールさんのチョコは初日の開店一時間くらいで売り切れでした。
それだけ人気があるのも食べてみて納得です。
ダヴィド・カピィ「ノワゼット」(左)
ナッツ入りのミルクチョコレートです。
プラリネとチョコレートを合わせたジャンドゥージャが入っていて濃厚でなめらかです。
口の中に入れると溶けてなくなるのが不思議です。
最近のヨーロッパでは「セミリキッド」タイプという半液体のチョコレートがトレンドらしいです。
フィリップ・ベル「抹茶」(右)
見た目はうぐいすもちのような和風な感じです。
外側の抹茶と中の甘い抹茶クリームがよく合います。
抹茶の風味が口いっぱいに広がって美味しいです。
日本茶と一緒に食べたいですね。
それとは別に自分用にもう一つチョコレートを買いました。
一番最初の写真の右側のものです。
フィリップ・ベル「オランジェット・メゾン」
森永の「小枝」を大きくしたようなスティック状のショコラです。
リキュール漬けにしたオレンジピールの香りが広がります。
やわらかくてとてもおいしいです。
マーマレードに近い味わいです。
チョコレートの甘さとオレンジの甘酸っぱさが一緒に楽しめます。
フィリップ・ベルさんは愛妻家で、自分が留守の間に毎日バラの花が届くようにお花屋さんに手配しているそうです。
そんな奥さま想いの彼にあやかって、このチョコレートを食べてみました。
同じようにパートナー想いの彼と出会えますように。
彼や旦那さまがいる人も、いない人も素敵な一日を過ごしてくださいね。
こちらもどうぞ