「この差って何ですか?」を見ました。
今回は日常生活で使えるワンポイントテクニックを紹介します。
固まってしまった砂糖をサラサラに戻す方法
教えてくれるのはスプーン印でおなじみの「三井製糖」さんです。
一般的には削ったり、突いたり、刺したりして砂糖を取り出しますが力仕事になるので大変ですよね。
メーカーおすすめの方法は「食パンを入れて一晩おく」ことです。
実際にカチカチに固まった砂糖の容器に食パンを二切れほど入れて実験してみると中までサラサラに復活しました。
砂糖は乾燥すると固まるのだそうです。
私は湿気で固まっていると思っていたので意外でした。
食パンに含まれる水分が砂糖に移動することでサラサラになるのだそうです。
水を直接かけてもいいのですが、かけ過ぎると溶けてドロドロになってしまうので加減が難しいです。
メーカーでもいろいろ実験した結果、食パンが一番ちょうど良かったそうです。
パンをずっと入れておくとカビが生えてしまうので砂糖がサラサラになったら早めに取り出してくださいね。
みその風味を失わずに美味しく保存する方法
教えてくれるのは江戸時代から創業し160年の歴史を持つ「マルコメ」さんです。
一番上のフタだけ残して後は全部捨ててしまうのが一般的な保存方法ですが、一週間もすると表面が黒っぽく変色して風味が落ちてしまいます。
メーカーおすすめの方法は「みその上にラップを密着させフタをする」ことです。
このひと手間で酸化を防ぎ買ったままの風味が保てます。
冷凍チャーハンを温度ムラなく温める方法
教えてくれるのは冷凍食品メーカーの「ニチレイフーズ」さんです。
「本格炒め炒飯」は14年連続売り上げナンバーワンです。
チャーハンをお皿に出してそのままレンジで温めるのが一般的ですが、この方法だと温まり方にムラができてしまうことがあります。
回る電子レンジの場合、メーカーおすすめの方法は「ドーナツ状に盛る」ことです。
真ん中に穴を開けてレンジで温めるだけでムラなく仕上がります。
から揚げや焼きおにぎりを温める時も端に寄せて置いたほうがムラなく温まるのだそうです。
回らない電子レンジの場合は「平らに盛る」ことです。
他のテクニックも教えてもらいました。
ピラフやチキンライスの場合はラップをかけて温めたほうが美味しく仕上がります。
今川焼きは15秒ほど温めるとあずきアイスのような冷たいスイーツに変身します。
スタジオでの試食では「夏場にいい、美味しい」「抹茶がよりアイスっぽい」と好評でした。
ぜひ試してみてくださいね。
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