「白熱ライブビビット ~ビビットFOCUS~」のコーナーを見ました。
テーマは「スーパーキッズの育て方」です。
先週3月25日に日本最高学位の「東京大学」で卒業式がありました。
東大生にどんな教育を受けてきたか聞いてみると「幼稚園から塾に入れられて勉強させられた」など小さい頃から塾に通っている人が多いようです。
しかし塾にも行かせずにアメリカの名門「スタンフォード大学」に3人の息子を合格させたママがいました。
それはアグネス・チャンさんです。
アグネスさん自身もスタンフォード大学で教育学博士号を修得し、そこで学んだことを3人の息子に実践したそうです。
今回はアグネスさん流の教育法を紹介します。
スタンフォード大学はどれほどスゴイのか
世界大学ランキングでスタンフォード大学は3位です。
アメリカの中でも厳しいことで有名な大学で卒業生も有名人ばかりです。
ちなみに日本の大学で100位以内に入っているのは44位の東京大学と88位の京都大学の2校だけです。
どれだけレベルが高いのかわかると思います。
アグネスさんの教育の原点「アグネス論争」
今から20年以上前の1988年、アグネスさんは長男の子育ての真っ最中でした。
その長男の子育て法をめぐって日本中で大論争が起こりました。
それは「アグネス論争」と呼ばれ流行語にもなりました。
生後間もない長男を職場に連れてきたアグネスさんですが、マスコミや芸能界からかなりの批判を受けました。
「働きたいなら子供を産むな」「仕事と子育て両方やるのは欲張りだ」「いい加減にしてよ」などバッシングの嵐です。
世間から批判されても自己流の子育てを貫き通したアグネスさん、その理由に子育ての秘訣がありました。
常に一緒にいて信頼関係を作る
子供は1歳半まで初めて経験することが多いので特定の人がずっとそばにいてあげて信頼感を築くことが大切なのだそうです。
大人の会話の中に子供たちを入れることで聞く耳が育てられマナーが身につきます。
「子供だから黙って」とかは言わないそうです。
ママのお悩み解決
世間のママさんが悩んでいることをアグネスさんにズバッと解決してもらいました。
子供を勉強好きにさせたい
勉強好きな子供を育てるのに一番大切なことは「文字を好きにさせる」ことです。
アグネスさんが実践したのは「絵本の読み聞かせ」です。
東大生も読み聞かせの経験がある人がたくさんいました。
しかしただ読み聞かせるだけではありません。
ポイントは「本の内容を知らないパパに説明させる」ことです。
説明させることで内容をよく理解させることになり頭の中をまとめたりプレゼンテーションの訓練にもなります。
苦手分野を克服するには
苦手な科目を無理に勉強させていませんか。
アグネスさんは苦手な科目はとりあえず放っておいて得意な科目を好きなだけ勉強させます。
得意科目を伸ばすと自信がついて気持ちに余裕が出てきます。
そして勉強する習慣がつき苦手な科目も自分から学び始めます。
反抗期はどうすればいいか
そもそも反抗期は存在しないというアグネスさん。
子供が9歳くらいになった時にアグネスさんは「イライラするのは男性ホルモンのせいだよ」と教えたそうです。
悪いのは親でも子供でもないホルモンのせいと納得させることで反抗期はありませんでした。
男性ホルモンがわかる子供だから名門大学に行けるのだと思いますが、アグネスさん流の子育てを取り入れたら優秀な子供に育つかもしれませんね。
20年以上前にアグネスさんが独自の子育てを貫いてくれたおかげで女性が働きながら育児ができる今の世の中になったのだと思います。
子育てをしている人もこれからの人も参考にしてみてくださいね。
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